証券ビュー

アンコール伊勢町

サンタラリー天の怒り 20年米大統領選の失敗いかす場面  (2023.12.12)

 週明け反発。日経平均小陽線の引け。3日ぶり持ち直した。8日米雇用統計にソフトランディング期待がかかる一方、1ドル145円台の円安に振れ「半身の買い」という。12日米CPI(11月)と12~13日FOMCを控えているためで、ブルベアともにヘッジの攻防。12~13日、来年の景気・株価を左右するとみられ、ボラティリティ(変動幅)が一段と高まった。ブルームバーグによると、10月下旬以降S&Pの時価総額4兆ドル(約580兆円)増。米10年債低下に連動し合理的な経過という。今後1週間が問題。S&Pの予想ボラティリティが急上昇し、3月以来最も大きくなっている。12日、米CPI前年同月比3.1%上昇。6月以来低い伸びといわれワンツーパンチ。13日、FOMCで3回連続据え置きなら織り込み済み。FRB議長の発言が従来の常識を変えるという。インフレ高止まり、追加利上げ検討、政策金利長期化などハイテクに負荷も考えられる。一方、米個人投資家が6日まで1週間68億ドル米国株を買った模様で、2022年3月以来週単位最大の資金流入。これまで見送ってきたファンドも後れを取り戻そうと市場介入。大半景気後退を予想していただけに駆け込み需要もバカにできない。NYから若林氏の便りによると、昨年10月13日の底から62週目にあたる12月21日が正中点。ソフトランディング囲い込みで上げてきたため、黄金分割の日柄に相当すると反動安。FRBと米大統領選に因果関係がなく、金利の上げ下げを見送る選択肢も考えられるが、米株安を放置するアクションに注意。米大統領選の年の悲劇という。2020年が直近の結果だ。プライムの出来高15億5500万株、売買代金3兆4500億円。値上がり1416(値下がり212)。依然受け身で日柄整理途上。4日、ダウと金先物が水先案内と述べた。サンタラリーで同時値上がりし天の怒りにふれた。ダウは金先物が天敵だけに両建ての禁を破りアウト。年末から来年1~3月、日経平均も3万円の攻防が予想される。中長期需給バランスが改善しポジティブに転換するきっかけ。5日転換点の窓埋めを完了し、6日戻りを試した矢先、一難去ってまた一難。20年米大統領選の失敗をいかす場面だ。■■■■■■■(****)は大底圏。11日、151万株の成り行き買いを集めたものの1円安。出番待ちだ。日経5月12日付10段の記事が骨子。AIで患者のゲノムを分析し欧米に追いつき追い越す構え。2022年、中村氏がノーベル賞候補に挙げられ実用化。Natureダイジェストにも明らかだ。
 日経平均先物によると、11日大証ミニ3万2840円(+0.37%)に対しラージ同、シカゴ2835円。現物より43円高い。ダウ先物3万6645ドル(+0.01%)。同397ドル高い。 VIX恐怖指数13.10(+6.07%)、WTI原油先物70.87(-0.51%)。金先物2011(-0.16%)、ビットコイン円6,209,376(-2.34%)。
 11日の日経平均483円高。大引け3万2791円。TOPIX2358(+34)。10年債0.775%(+0.005)。米10年債4.255%(+0.024)。上海総合2991(+0.74)、香港ハンセン16,201(-0.81%)、インドNifty20,997(+0.13%)、ロシアRTS1059(+0.47%)。グロース677.24(+0.35%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。サンタラリーが天の怒りにふれた。。(了凡)