証券ビュー

アンコール伊勢町

17日から次の幕上がる 円の価値がドルや金より重宝される (2023.11.17)

 4日ぶり反落。日経平均小陽線の引け。転換点2日目だ。14日ダウ163ドル高を追い風に売り買い交錯。後場下げ渋った。15日米中首脳会談を巡るもので4時間にわたる話し合い。偶発的な衝突を回避する合意を除くと、会談後バイデン氏が習氏を再び「独裁者」と語り平行線。小陽線がやっとだ。プライムの出来高14億5100万株、売買代金3兆7100億円。値上がり410(値下がり1210)。17日、米つなぎ予算執行期限を前に模様眺め。節目の3万3000円台で揉むとみられる。ブルームバーグによると、米インフレ鈍化は「一過性の要因」とサマーズ氏。軟着陸を見込めず、2024年の米景気後退20~25%という。学者に戻った印象を受けた。一方、バフェット氏の投資会社がGMの株を全部売却。手元資金最大といわれる。流石にお金の神さま。体験や嗅覚によらず高度な数学的データにおもねるクオンツファンドも及ばない。米金融当局やFRBの金融政策にショート(売りポジション)を仕掛け痛い目にあった。来年本番という。世界主要40ヵ国で選挙があり混乱に拍車がかかる見通し。世界が分断に向かうさなか、唯一日本に南北半導体新工場の設備投資ラッシュが見込まれ、テンプルトン(1912~2008)がいなくても見直されると述べた。一部始終14日付日経17面「一目均衡」に出ている。彼は1960年代に日本株投資を始め、一時資産の半分振り向けた。69年投信で米国トップになり、85年プラザ合意から円高が加速すると大半手放し、バブル崩壊の痛手を負わなかった。当時70円台の円高が現在151円台。来年製造業の国内回帰とペントアップ(待機)・インバウンド需要顕在化が見込まれ円高株高に転換。14日倍返し6万8000円に言及した。プラザ合意に匹敵するもので独歩高。ホロスコープで20年続くというから何をかいわんや。冥王星が水瓶座に移動。来年11月世界の流れが一変する旨述べた。株をはじめ債券、原油、金、ビットコインなど先物主導。中でも都市鉱山が活況に包まれ金の需給急速に緩和。金本位制が根をおろすという。日本は来年7月から渋澤栄一(1840~1931)が新1万円札に登場。20年ぶり紙幣を一新する見通し。折から円高とインフレで円の価値が上がりドルや金より重宝されると聞いた。仮説にしても面白い。世界がウサギならカメの如し。早ければ、17日か24日に日経平均の顔色が変わる。
 日経平均先物によると、16日大証ミニ3万3470円(+0.06%)に対しラージ同、シカゴ3460円。現物より36円高い。ダウ先物3万5045ドル(-0.01%)。同54ドル高い。VIX恐怖指数14.06(-0.85%)、WTI原油先物76.68(+0.03%)。金先物1968(+0.22%)、ビットコイン円5,678,594(-0.90%)。
 16日の日経平均95円安。大引け3万3424円。TOPIX2368(-4)。10年債0.785%(-0.010)。米10年債4.497%(-0.031)。上海総合3050(-0.71%)、香港ハンセン17,832(-1.36%)、インドNifty19,765(+0.46%)、ロシアRTS1133(-0.09%)。グロース691.14(-0.09%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。17日から次の幕が上がる。(了凡)