次の一手に関心集まる 日本が生まれ変わるチャンス (2023.11.08)
5日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。三空売りを浴びた。ダウ6連騰を受けたもので米長期金利上げ一服が主因。持ち高調整が一巡し行き過ぎの反動とみられる。事実、債券が下落。米利上げ懸念が残っている上、社債発行に伴う長期金利上昇や日銀の政策修正観測も聞かれ後場弱もち合い。プライムの出来高15億9200万株、売買代金3兆9200億円にとどまった。10日決算発表をピークに戻り売りをこなす場面。米雇用統計を踏まえ、ハロウィーン以降Xマスや年末にかけて米景気の落ち込みが気懸かり。ホロスコープで10~13日火星と天王星が正反対に向き合い軍事・金融異変にも触れた。10月6日「近いうちに何か起きる」と述べた矢先、翌7日ハマスのイスラエル大規模攻撃が起きた。似たようなニュアンスで冷静に受け入れる場面。前日伝えられたバフェット氏(93)の投資会社が一例。4日発表した7~9月期決算で9月末の手元資金1572億ドル(約23兆円)と最高。現金が減り米財務省証券1264億ドル(前年末比36%増)。金利収入17億ドル(前年同期4倍強)に対し配当収入12億ドル(同4.5%減)と流石。お金の神さまだ。直近、GMの保有株を45%手放したほか買収や株の投資、自社株買いも見送り「次の一手」に関心が集まっている。7日入手した情報によると、米国のホワイトカラーが退職しないという。米企業全体9月の離職率2.3%。3ヵ月連続横ばいで現在の職にとどまる割合73%(昨年61%)に増加。膠着状態に入った。一方、中国で長年稼いだ外資が再投資や新規採用を打ち切り対米緊張が高まる中で資金持ち出し。9月末まで6四半期計1600億ドルにのぼる。中国本土に上場する株も売り越し。香港と上海、深圳8~10月230億ドル余りという。7日ロイターによると、モルガンスタンレーのCEOは「地政学や政治の領域が次の世界的な金融危機の引き金になる可能性が高い」と述べた。ドイツ銀のCEOも「最も恐れているのは地政学的な緊張がもう一つ起きて市場が冷静さを失うこと」という。にわかに起こり得るわけだ。むしろ、17日米つなぎ予算執行期限を控え10日程度日柄整理が望ましい。IMFによると、中国の23年成長率5%から5.4%に引き上げ。24年4.6%の見通し。ブルームバーグによると、中国人民銀副総裁の楽観視にもうかがえ予断を許さない。米中のほかウクライナやロシア、イスラエルでも国が分断の憂き目にあり、日本にとって正念場。1日発表された■■■■■■(****)の決算発表を見ると、NHK「どうする家康」の現代版。生かさず殺さず持ち堪えている。
日経平均先物によると、7日大証ミニ3万2270円変わらず。ラージ2260円、シカゴ同。現物より12円安い程度。ダウ先物3万4067ドル(-0.28%)。同29ドル安い。VIX恐怖指数15.07(+1.21%)、WTI原油先物79.50(-1.63%)。金先物1969(-0.96%)、ビットコイン円5,220,912(-0.72%)。
7日の日経平均436円安。大引け3万2271円。TOPIX2332(-27)。値上がり380(値下がり1241)。10年債0.875%(+0.005)。米10年債4.618%(-0.036)。上海総合3057(-0.04%)、香港ハンセン17,670(-1.65%)、インドNifty19,406(-0.03%)、ロシアRTS1101((-0.20%)。マザーズ693.00(+0.01%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****))、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。日本が生まれ変わるチャンスだ。(了凡)