世界中踊り場を迎えた 17日つなぎ予算執行の期限控える (2023.11.01)
反発。日経平均中陽線の引け。後場一段高だ。30日ダウ511ドル高を受け買い戻しが大半。日銀の政策決定会合を消化するもので長期金利一時0.955%。前日NY市場で円が148円台をつけ、YCC1%超再修正を織り込むや150円台に戻した。10月31日~11月1日FOMC、3日米雇用統計、7~9月期決算発表もあり持ち高調整。イスラエル首相が30日夜の会見で「停戦なし」と言明し緊迫している。プライムの出来高19億8400万株、売買代金4兆6700億円と高水準。国内金利の先高感から割高な半導体関連が売られ、銀行や保険など金融株が比較的確りだ。引け後先物を見ると、買い戻しに拍車がかかっている。よほどかJPモルガンCEOの「過去数十年で最も危険な時」がこたえたとみられ、11月1日米財務省の10~12月期資金調達に関心が集まる道理。17日「つなぎ予算」の執行期限を控えているためだ。今回、試算で7700億ドル。予想を下回るものの23年度の財政赤字約1.7兆ドルといわれ、依然格下げ懸念がついて回る。米利上げが見送られても長期金利5%高止まり。NY州金融監督トップが30日、商業用不動産の価格変動と金利上昇に伴う含み損に懸念を表明する一方、現在の高金利でショート(売りポジション)を維持するのに世界的なリスクが大き過ぎる。米経済は直近のデータが示すより速いペースで減速しているという。IMFによると、日本が海外に保有する資産残高5兆ドル(2020年末)。リーマンショック(08年)から倍増した。日銀が今後長期金利上昇を容認すると日本国内に資金還流が続き、米金利に一段と上昇圧力がかかる旨現実的。前日述べたように、1990年代に日本から米国へ高飛びした1500兆円が里帰り。米国株売り日本株買い。バフェット氏やビルゲイツ氏の「肩入れ」もわかる。コロナやウクライナ、イスラエルなど国際金融資本の時間稼ぎが一巡すると、24~25年紆余曲折を経て岩戸開き。日経平均5万円が視野に入る見通し。31日入手した情報によると、トランプ氏2期目の米政府再構築が具体化。サイズ縮小にとどまらず大統領に対し官僚機構の抵抗を根絶。闇国家や行政に対し無制限の権限を主張。1期目より法律の限界を大きく踏み出す公算がある。側近も承知の上。何をするにも軽率で極端。欧米が19世紀初頭からユダヤ系資本を通じて世界を支配してきた構図が破綻する見通し。当選すると、闇の国家とみなす何千人の連邦職員を解雇。議会の割り当てた資金を大統領が拒否する権限などロシアか中国並み。ホロスコープの「破戒と再生」に見合うものだ。
日経平均先物によると、10月31日大証ミニ3万1230円(+1.23%)に対しラージ1240円、シカゴ同。現物より381円高い。ダウ先物3万3147ドル(+0.39%)。同218ドル高い。VIX恐怖指数19.23(-2.63%)、WTI原油先物82.90(+0.72%)。金先物2008(+0.13%)、ビットコイン円5,192,170(+0.77%)。
10月31日の日経平均161円高。大引け3万0858円。TOPIX2253(+22)。値上がり1418(値下がり222)。10年債0.950%(+0.060)。米10年債4.830%(-0.059)。上海総合3018(-0.09%)、香港ハンセン17,112(-1.69%)、インドNifty19,079(-0.32%)、ロシアRTS1090(-0.33%)。マザーズ648.36(+1.16%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。世界中踊り場を迎えた。(了凡)