証券ビュー

アンコール伊勢町

来年の光明を見出す場面 恐怖相場が友だちになると面白い  (2023.10.16)

 前週末4日ぶり反落。日経平均十字足の引け。全面安だ。12日米主要3指数反落を受けたもので、同日発表された9月の米CPIが3.7%と市場予想(3.6%)を上回り腰砕け。7日ハマスに続き市場も「第5次中東戦争」の限界を超えた。13日プライムの値上がり101(値下がり1708)に過ぎず、■■■■■■■■■■(****)一銘柄193円貢献。夜間取引で先物が売られ370円安の3万1880円をつけている。このほか、VIX恐怖指数19.32(+15.76%)、WTI原油先物87.72(+5.80%)、金先物1945(+3.34%)などマネーの動揺ありあり。米追加利上げ観測がぶり返し米長期金利上昇のさなか、イスラエルのガザ攻撃前例のない兵力。避難勧告24時間を踏まえ限定的地上作戦を通告しカウントダウン。国際金融資本がウォール街を陣取り「反ユダヤ」に対抗。マネーで勝ち抜く構えだ。13日、ダウ39ドル高(一時326ドル高)。米金融大手の四半期決算が好感される一方、中東情勢緊迫化も伝えられ持ち高調整売り。後半一進一退になった。同日ミシガン大が発表した消費者信頼感指数63.0(前月68.1)に悪化。1年先のインフレ率が3.8%(同3.2%)に上昇し5ヵ月ぶり高水準。好決算を発表したモルガンCEOがインフレ高止まりリスク、米金融引き締めの影響、ウクライナ戦争長期化、ハマスのイスラエル攻撃などに言及。「世界が過去数十年で最も危険な時を迎えた」旨明らかにした。事実上、膠着状態。じたばたしても始まらない。彼我ともに決め手を欠き消耗戦に陥った。10~12月持ち堪えると局面が一変する。国内、世界も新冷戦に伴う残存者利益を巡り生存競争大詰め。年明け台湾総統から11月米大統領まで主要国が選挙に明け暮れ雌雄も決まる。市場が資金の行方を左右するわけで、米国の金利高止まり長期化が前提条件。長引く全米自動車スト、学生ローン返済再開、ガソリン高騰に中東情勢緊迫化とあって年内混乱に拍車。誰ひとり先が読めない中で10~12月乗り切り来年光明を見出す場面。及ばずながら、日本が世界唯一金融緩和を足場に米国の橋頭堡になった。米中対立が激化するほど強固になり、駐日米大使がやり過ぎを注意された。昨年から日本にツキが戻っている。運勢によると、23年今までの成果が実る時。24~25年不意の落ち込みに注意。27年最大のチャンス到来。もともと、パワフルでエネルギッシュ。本能的に安息がない。世のため人のために働き、やがて巨万の富に恵まれるという。算命学によると、24年のキーワード「天から知恵を授かる」旨既に述べた。23年の「転換期」を受けたもので、増やしたいなら一旦減らせ。勇気こそ足し算を促す。10~12月の引き算が来年につながる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万1880円(-1.16%)に対しラージ同、シカゴ1885円。現物より431円安い。ダウ先物3万3786ドル(-0.03%)。同116ドル高い。ビットコイン円4,037,997(+0.17%)。
 13日の日経平均178円安。大引け3万2315円。TOPIX2308(-33)。プライムの出来高14億1400万株、売買代金3兆7600億円。10年債0.755%(+0.005)。米10年債4.627%(-0.072%)。上海総合3088(-0.64%)、香港ハンセン17,813(-2.33%)、インドNifty19,751(-0.22%)、ロシアRTS1034(+0.75%)。マザーズ683.24(-3.58%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。10~12月、恐怖相場が友だちになると来年面白い。(了凡)