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日本は皇紀2700年 漁師たちと約束を反故にするな (2023.08.23)

 続伸。日経平均小陽線の引け。5日線3万1653円を上回った。21日ダウ36ドル安を受けたもので、米10年債が4.35%に上昇する中、25日FRB議長講演を前に23日決算発表予定のエヌビディアが8%高。売り方の買い戻しとみられポジション調整しきり。プライムの出来高10億8500万株、売買代金2兆7200億円にとどまった。エヌビディア65%増収が見込まれるという。米10年績が15年9ヵ月ぶり4.35%をつけハイテクと共存が困難な場面。21日フィラデルフィア半導体指数が2.83%値上がりしたものの、米国債、為替、原油、金先物などポジション調整一色。薄商いで盛り上がりに欠ける。米中はじめ主要国が「日本化」に向かう半面、日本は月内放出を巡り原発処理水の対応頭打ち。首相が「核汚染水」を飲んだところで中国と平行線。しかし、福島県知事や関連漁港の補償待ったなし。今の自民党には当事者能力がない。主要国の政権に共通するもので、日本にとって明治維新以来の転機。従来の成功体験が反故にされる時代。政府は漁師たちと合意した約束を守らなければならない。中国をとやかくいう前、当事者に筋を通すことだ。英フィナンシャル・タイムズによると、ロシアの高校に通う11学年(17歳前後)の生徒たちは9月から現代史の授業で新しい教科書を使用する。現在までの出来事をカバーするため、ウクライナは超国家主義の国だ。今のウクライナで反体制派がいずれも激しい迫害を受ける。野党は除外されロシア的なものを敵対的と教えられる。米国はウクライナ戦争最大の受益者になった。ウクライナ最後の1人まで戦う決意だ。クレムリンの世界観に準拠したもの。プーチン氏の攻撃で領土拡張政策に支持を求めている。中国も似た経緯。2021年8月「共同富裕」を大義名分に格差是正、規制強化、住宅バブル統制、学習塾禁止など毛沢東(1893~1976)の文化大革命(1966~1976)当時に戻した。クレムリン心酔するプーチン氏と同様、自ら国家主席3選の禁を破って最高指導者になり「中華民族の偉大な復興」を宣言。17日恒大集団が米国で破産申請し中国経済底割れの危機を迎えた。半世紀前の「成功体験」を踏襲するもので深みにはまるのが確実。歴史を歪曲すると天地も黙っていない。天地人の順位通り荒天に見舞われた。2050年夏になると北極に氷なし。南極も同じで生態系が一変する見通し。日本は皇紀2700年(2040年)が次のステップだ。
 日経平均先物によると、22日大証ミニ3万2000円(+0.25%)に対しラージ2010円、シカゴ1990円。現物より133円高い。ダウ先物3万4641ドル(+0.34%)。同177ドル高い。VIX恐怖指数16.66(-2.74%)、WTI原油先物79.73(-0.49%)。金先物1932(+0.47%)、ビットコイン円3,815,549(-0.38%)。
 22日の日経平均291円高。大引け3万1856円。TOPIX2265(+24)。値上がり1329(値下がり443)。10年債0.665%(+0.015)。米10年債4.304%(-0.031)。上海総合3120(+0.88%)、香港ハンセン17.791(+0.95%)、インドNifty19.396(+0.01%)、ロシアRTS1050(-0.62%)。マザーズ735.15(+0.08%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。運の強い国が残る。(了凡)