日本が唯一買いたい弱気 23~27年続く気温上昇も乗り切る (2023.08.17)
全面安。日経平均小陰線の引け。75日線3万1875円割れだ。15日米主要3指数急落を受けたもので、フィッチが大手を含む米銀70行以上格下げ意向を表明。米10年債が4.27%に跳ね上がった。16日中国の住宅が7月主要都市で7割下落報道もあり、安寄りの挙句に安値引け。取りつく島もない。100日線3万0923円が下値の目安という。傍目に6~8月三尊天井をつけ秋に反動が見込まれるものの問題ない。しばしば述べるバックインセプテンバー(9月に買え)の範疇。若干繰り上がった。米国では住宅市場が下落してから1年後にリーマンショック。中国であるとすれば来年。日本はバブル崩壊30年を通じて乗り切る見通し。むしろ、フィッチにエールを送った。リーマン後FRBの記録的な金融緩和、その後コロナを巡る追加緩和で行き過ぎ。中国の不動産バブルが続いたのもFRBの量的緩和によるもので、3月米銀やクレディ・スイス破綻後利上げ、金融引き締めの影響が大きい。16日、NY在住若林氏の所見によると、23年7~9月期S&P500反落。黄金分割で09年3月リーマンショックの安値から高値をつけ頭打ちの日柄。24年10~12月期に向けて本格的な調整が始まる。28年までロング・ランディング。米国株に弱気相場の延長を見込んでいる。中国の不動産バブル崩壊が21年9月恒大集団破綻から表面化。23年7月会計帳簿を公開。負債総額48兆円、累損16兆円以上といわれ、来年世界維新の目玉になりそうだ。米国の場合、日本の明治維新前に伸び切った幕府と似ている。小判の金含有率を下げ改鋳を繰り返して莫大な通貨発行益を得た。FRBの金融緩和、追加緩和、量的緩和と何ら変わりない。今となれば、市場を渡り歩くお金に関する鋭い感覚を読み解くことが来年を乗り切る手掛かり。日本の薩摩長州に学ぶところだ。16日FOMC議事要旨、24~26日ジャクソンホールで米中再編、大国同士の消耗戦本格化。金星逆行の最中で9月2日まで要注意と述べた。7~9月市場の裏側で積み上がった取引が巻き戻され、10~12月あく抜けにつながる。米中のほかロシアやウクライナも売りたい強気。日本が唯一買いたい弱気だ。ガイア、ホロスコープ、算命学に経済循環ゴールデンクロス(23~25年)など金輪際ないポジション。ことに、算命学。頑張るほど追い風が吹くという。諦めかけていた夢、忘れられない夢、叶えたい夢があるなら挑戦。その気になると、23~27年続くといわれる気温上昇も乗り切ることができる。
日経平均先物によると、16日大証ミニ3万1790円(+0.19%)に対しラージ同、シカゴ1810円。現物より43円高い。ダウ先物3万5009ドル(+0.01%)。同63ドル高い。VIX恐怖指数16.49(+0.18%)、WTI原油先物81.14(+0.19%)。金先物1933(-0.08%)、ビットコイン円4,261,534(-0.04%)。
16日の日経平均472円安。大引け3万1766円。TOPIX2260(-29)。プライムの出来高13億3100万株、売買代金3兆1400億円。値上がり360(値下がり1425)。10年債0.620%(-0.005)。米10年債4.224%(+0.010)。上海総合3150(-0.82%)、香港ハンセン18,329(-1.36%)、インドNifty19,465(+0.16%)、ロシアRTS994(-1.55%)。マザーズ726.50(-2.02%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本が唯一買いたい弱気だ。(了凡)