証券ビュー

アンコール伊勢町

お金も切り札が必要 後半をものにすると来年明るい (2023.08.08)

 続伸。日経平均中陽線の引け。後場小戻した。4日米主要3指数続落に鞘寄せ。12年前米国債格下げをなぞる動き。米株価指数先物に買い戻しが入り持ち直した。5日線と25日線がデッドクロス。10日決算発表ピーク、同日米CPI(7月)発表を控え気が置けないわけだ。米国に日本のこだわる15日と24~26日ジャクソンホールが当面の関門。2019~20年にかけてコロナを理由に世界中ヘリコプターマネーが撒かれ、引き締め、利上げ、正常化に向かう途上だ。米国が来年の大統領選を前にぎりぎり持ち堪える一方、中国は不動産バブル崩壊に相次ぐ洪水で底割れ状態。心肺停止ともいわれる。主要メディアが米中プロパガンダに流され肝腎な情報を伝えていない。中国の場合、19年当時からゾンビ状態。若者の失業率40%超、住宅ローンの債務残高960兆円。全国のショッピングモール3割以上テナント不在という。公務員の給与減額、遅配も顕著でボーナスなし。教員が学校で抗議集会に明け暮れる始末。地銀取りつけ、口座凍結、銀行国有化などニュースにもならない。その点、世界のお金が日本に集まる旨述べた。7月に50年前の成功体験を訪中に込めたキッシンジャー氏が傍証。ブリンケン氏、イエレン氏、ケリー氏及ばず、キッシンジャー氏さえ生きた化石といわれた。秦剛氏解任5日前、習近平氏が親中派長老に泣きを入れタオルを投げた印象。このため、ダウと香港ハンセン、日経平均が最寄りの指標。ホロスコープによると、現在天王星牡牛座入り。金星逆行の最中で9月2日まで要注意。お金や通貨、システムなど突然流れが変わると述べた。お金が安心、安全のほか安定した切り札を必要としている。米国がウクライナ戦争で苦戦しているのは、ロシアの財政基盤を破壊する力がないといわれる。中国がロシア産原油を引き取り後方支援も事実。しかし、中国も外貨事情が悪化しロシアのルーブル安に人民元後追い。昨年後半から外資が手を引き始めた。8~9月巻き戻しを通じて市場に姿を現し、10~12月あく抜けを打診する見通し。来年1月から11月まで世界レベルで選挙が続くだけに巨額の資金が動く見込みだ。この間、日本がデフレからインフレに舵を切り、製造業の国内回帰が軌道に乗るやよし。インバウンドにも跳ね返る。主要国で30年デフレをしのいだ矢先、外資にとって円高のリターンも考えられる。7日デッドクロスが中長期のステップ。米国債格下げと同様に香港ハンセンを通じて中国の「底割れ」を織り込むきっかけ。ホロスコープが示唆に富んでいる。市場に学ぶもので、後半をものにすると来年明るい。
 日経平均先物によると、7日大証ミニ3万2310円(-0.03%)に対しラージ同、シカゴ2300円。現物より45円高い。ダウ先物3万5232ドル(+0.22%)。同166ドル高い。VIX恐怖指数17.11(+0.06%)、WTI原油先物82.16(-0.80%)。金先物1971(-0.21%)、ビットコイン円4,144,727(+0.36%)。
 7日の日経平均61円高。大引け3万2254円。TOPIX2283(+9)。プライムの出来高14億5500万株、売買代金3兆4300億円。値上がり1315(値下がり474)。10年債0.620%(-0.020)、米10年債4.081%(+0.038)。上海総合3268(-0.59%)、香港ハンセン19,537(-0.01%)、インドNifty19,537(-0.41%)、ロシアRTS1019(+0.37%)。マザーズ770.77(+0.85%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。お金も切り札が必要だ。(了凡)