金輪際ないポジション 日本株買い増しに拍車がかかる (2023.08.07)
前週末3日ぶり小反発。日経平均小陽線の引け。8月に流れが一変した。1日フィッチの米国債格下げがきっかけ。不動産バブル崩壊と北京洪水で「底が抜けた」中国の惨状然り。米中バブル崩壊を牽制するもので、日本国債格下げまで波及し一進一退。4日米主要3指数続落を受けて夜間取引220円安。直近3万1930円をつけている。12年前の2011年8月、米国債格下げが伝えられ世界株安。回復に半年かかった経緯から似たような場面。冷静に対応すれば問題ない。ブルームバーグによると、米国債を格下げしても日本や英国、フランス国債より上。フィッチにS&P、ムーディーズの格づけを加味したもので、米中切羽詰まっているだけに日柄整理の材料。8月1~2日ダウが1%下げたのに対し日経平均2%以上。過剰反応している。それに、格下げの理由が債務上限を巡る与野党瀬戸際の混乱と歯止めのかからない絶対額増加。改善の余地がある。さらに、主要国で米国の実質金利に限りプラス。何より、米中対立がドルや米国債シフトを促している旨流石。このため、どんな事態にも市場から学ぶのが先決。8日■■■■■■■(****)、9日■■■■(****)に続き10日■■■■■■■■(****)で決算発表ピーク。この日、米CPI(7月)が明らかになり胸のつかえがおりる。米国もこだわる15日と24~26日ジャクソンホールが引っ掛かる程度。4日25日線3万2704円のほか、10日と5日線を下回ったものの前向きだ。万一、日本国債格下げなら第2、第3のバフェット氏が現れ日本株買い増し。需給好転に拍車がかかる。気になるキッシンジャー氏の成功体験が岐路を迎え尚更だ。米中はじめ、欧州、ロシア、ウクライナなど大国ほど瀬戸際。来年11月から次の時代が始まる踊り場。日本がひところスイス、タイと並び新冷戦の緩衝地帯とみられチャンスをつかんだ。ガイアの法則、ホロスコープ、算命学のほか伊勢の遷宮ジンクス、短・中・長・超長期経済循環ゴールデンクロスなど23~25年金輪際ないポジション。数年後、日経平均4~5万円が視野に入った。10万円も考えられる。1日、フィッチが米国債格下げを発表し、2日米財務省が国債増発を表明した。これが金利上昇を促し株安の主因。米政府は今週にも半導体やAIを対象に対中投資規制を大統領令に盛り込む見込み。日本にとってプラスの材料だ。ついてついてつきまくっている。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万1920円(-0.70%)に対しラージ1930円、シカゴ同。現物より263円安い。ダウ先物3万5145ドル(-0.47%)。同79ドル高い。VIX恐怖指数17.10(+7.41%)、WTI原油先物82.64(+1.34%)。金先物1978(+0.48%)、ビットコイン円4,138,500(-0.19%)。
4日の日経平均33円高。大引け3万2192円。TOPIX2274(+6)。プライムの出来高15億8600万株、売買代金3兆7100億円。値上がり1044(値下がり707)。10年債0.640%(-0.010)。米10年債4.043%(-0.132)。上海総合3288(+0.23%)、香港ハンセン19,539(+0.601%)、インドNifty19,517(+0.70%)、ロシアRTS1015(-2.95%)。マザーズ764.29(+0.38%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****))、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。金輪際ないポジションにある。(了凡)