来年から天下動乱20年 キッシンジャー氏中国入りの一大事 (2023.08.01)
週明け反発。日経平均小陽線の引け。買い戻し一巡後伸び悩んだ。前週末ダウ176ドル高を受け先物に鞘寄せしたもので円安ドル高と連動。プライムの出来高19億9700万株、売買代金5兆1000億円にのぼる。米国がインフレ40年なら日本はデフレ30年の潮目。7~9月巻き戻し、10~12月あく抜けとみられ踊り場。人災に天災もあって仕切り直しが定着した。ホロスコープ(天体配置図)によると、冥王星が3月水瓶座に移動し約20年主客転倒。しばらく山羊座と往来が続き来年11月定着。破壊と再生が加速する見通し。前回248年前、米国独立戦争やフランス革命など世界レベルの天下動乱。来年後半本格化し収束まで20年という。この間、解なし。従来の常識や制度が機能不全。専ら適応を迫られる。日本がバブル崩壊で戦後の復興から奈落の底を見たように、米中も冷戦とポスト冷戦、新冷戦を通じてバブルまみれ。コロナとウクライナ戦争が拍車をかけた。ロシアのブリコジン氏や中国の秦剛氏より、7月に米国からブリンケン氏、イエレン氏、ケリー氏に続きキッシンジャー氏(100)まで中国入りの一大事。ロシアのほか米中政権転覆を懸念したとみられ、日本をつなぎに時を待つのが狙いと考えられる。道理で円安ドル高。米財務省が6月に発表した「為替報告書」(半期に1度)で日本だけ操作監視対象リスクから外れたという。米国の対日貿易収支が赤字に拘らず優遇措置。インフレと利上げ、株安を避ける上でドル高が良薬といわんばかり。双方、インフレとデフレの潮目で円安ドル高を必要としている。しかし、米予算局の今年度財政赤字解消に7~9月約70兆円調達が不可欠。短期債消化のめどがつき次第円高に振ってくる。米主要3指数2割程度調整が予想され、株安に伴う信用不安再燃と述べた。さらに生成AIをひき回した挙句ソフトランディングでは虫が良すぎる。日経平均も影響を受けるが、過去30年日本から米国に渡った1500兆円が大半帰国するといわれ円高株高に転換。来年11月以降定着し第2幕が上がる見通し。7月31日発表された6月の鉱工業生産105.3%。5月から2.0%上昇し2ヵ月ぶりプラスになった。来年から製造業の国内回帰にインバウンド回復。賃上げ、雇用拡大など急ピッチ。設備投資やM&AなどAIによるコスト改善。さらに、半導体の復活を目指す国策支援も話題になっている。依然、素材と部品、装備でトップクラス。破壊どころか再生に打ってつけだ。
日経平均先物によると、7月31日大証ミニ3万3340円(+0.24%)に対しラージ同、シカゴ3345円。現物より173円高い。ダウ先物3万5642ドル(+0.14%)。同183ドル高い。VIX恐怖指数13.80(+3.53%)、WTI原油先物81.25%(+0.83%)。金先物2000(+0.02%)、ビットコイン円4,191,163(+1.47%)。
7月31日の日経平均412円高。大引け3万3172円。TOPIX2322(+31)。値上がり1525(値下がり279)。10年債0.595%(+0.050)。米10年債3.963%(+0.011)。上海総合3291(+0.46%)、香港ハンセン20,078(+0.82%)、インドNifty19,753(+0.55%)、ロシアRTS1051(+1.75%)。マザーズ777.32(+1.74%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****))、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。キッシンジャー氏中国入り後が気になる。(了凡)