証券ビュー

アンコール伊勢町

今年6月がポイントに 大きな事件をひき起こすタイミング (2023.06.28)

 4日連続安。日経平均小陰線の引け。後場下げ渋った。24日米主要3指数続落を受けたもので、ダウ(-0.04%)よりナスダック(-1.16%)の影響が大きい。テスラ6%安にアルファベット3%安、エヌビディア4%安などスタミナ切れ。僅か8銘柄で指数連動性を保つ一方、5月以降さらに買われ生成AIまで織り込んだ。同AI実現に時間がかかり景気後退懸念も伝えられる。ゴールドマンとシティーグループがレーティングを下げた。26日、若林氏がNYからの便りでタイムリーなコメント。曰く、FRBは経済学という間違った方法論で経済の先行きを占っており、決定的に失敗をひき起こすタイミングが近い。5年単位で米国経済に大きな災厄をもたらす。米国株の底打ち2028年。金利も同時に大幅な低下。円高に拍車がかかると流石だ。経済学でなく黄金分割で経緯を分析し、それも17世紀初頭、欧州一帯が南米の植民地から持ち込んだ銀を本位とする大量のマネー供給でじゃぶじゃぶとなり、1619年イタリアのジェノバで1.125%の史上最低金利を見た。当時から黄金分割365単位の365年後、1984年5月に米10年債が13.95%の2番天井。日柄の正当性を裏づけた。その1984年5月から38.625年の正中点が2023年1月16日。約3ヵ月前、22年10月21日米10年債が4.335%で天井をつけた。FRBは5月まで短期債を引き上げているが、長期債で4.335%超一度もなし。つまり、1月16日が大事なタイミング。1619年から404.5年(1618四半期)が黄金分割の基本であり、直近2023年6月と合致するだけに大きな事件を引き起こすタイミング。市場が何かにつけて躊躇するのも当然だ。バフェット氏の「日本株買い増し」につながるもので、6月23~24日にかけてロシアでワグネルの反乱が表沙汰になった。囚人を集めた民兵組織で出来レース。来年3月ロシアとウクライナの大統領選を控えカネが動いているのも事実。嫌な予感がする。5月12日述べたように、4~6月しのいでも7~9月、10~12月ガス抜きなしに収まらない。GAFAMが動かないと米国お手上げ。インフレを止めるのに深刻な景気後退が必要といわれる。米大統領選を目前に株安と景気後退では誰も当選がおぼつかない。来年は今年起きたことを総括。日本の場合、24~25年不意の落ち込みに注意。26~27年最大のチャンスがやってくる。気になるのが4月日銀総裁に就任した植田和男氏(71)。当初「日本のバーナンキ」といわれ前途洋々に見えた。しかし、ホロスコープによるとなってはならない人。木星と海王星のはざまで相克にはまり、金庫を空っぽにする運命にあるという。
 日経平均先物によると、27日大証ミニ3万2480円(-0.28%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より58円安い。ダウ先物3万3947ドル(-0.07%)。232ドル高い。VIX恐怖指数14.25変わらず、WTI原油先物67.95(-2.05%)。金先物1930(-0.15%)、ビットコイン円4,401,794(+1.26%)。
 27日の日経平均160円安。大引け3万2538円。TOPIX2253(-6)。プライムの出来高12億2700万株、売買代金3兆4300万株、値上がり701(値下がり1049)。10年債0.370%(+0.020)。米10年債3.723%(-0.017)。上海総合3189(+1.23%)、香港ハンセン19,148(+1.88%)、インドNifty18,817(+0.68%)、ロシアRTS1026(+0.46%)。マザーズ798.66(-1.56%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。今年6月がポイントになる。28日取材のため、29日付本欄休載の予定です。(了凡)