7~9月輝いて見える 南北にシリコンバレー兜町復活も (2023.06.26)
前週末続落。日経平均大陰線の引け。生かさず殺さずだ。買われ過ぎの反動とみられ、23日米主要3指数下落に明らか。引け後、先物に余震が続いている。利上げにこだわるFRB議長上院証言と前後して22日英国、スイス、ノルウェーなど主要10中銀が利上げを表明。中国利下げに対し日本緩和続行で踊り場を迎えた。この結果、日中値幅957円となり22年1月27日1149円以来大荒れ。月内機関投資家の持ち高調整もあり逆回転に拍車。25日線との乖離1.98に縮小した。プライムの出来高15億8800万株、売買代金4兆4300億円。10週連騰しただけに当然の一服だ。年金やETF分配金など7月上旬安を先取り。日本株に問題ない。10週延べ7兆円といわれる外資の買い越しも打診に過ぎない。来年の今頃本格的な攻勢が予想され、日本に対し大株主としてありったけ要求。3月ロシアとウクライナ大統領選が終わり新たな対応を迫られる。中国が「日本化」の轍を踏み反転を見失うや、日本に新たな資金が寄ってくる。来年12月出荷開始に向けてTSMC熊本工場の建設急ピッチ。半導体関連の国内産業が一斉に設備増強に踏み切りスケール拡大。日本のシリコンバレーを目指している。一方、ラピダスも米IBMの協力を得て国内主要8社に政府が後押し。最先端半導体を27年から量産化する見通し。熊本と並び水質源に恵まれた北海道千歳に第二のシリコンバレーが誕生する運びだ。米国がワシントン州でGAFAMを立ち上げる一方、日本は南北で生成AIやDX(デジタル・トランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)、バイオ・ヘルスケアなど戦略分野の投資拡大を決めた。シリコンバレーがウォール街の資金調達で伸びたように、南北二つの和製シリコンバレーも兜町の復活なしに成就しない。中国とインド台頭で30年見送られた金融センター構想も具体化。メガバンクに■■■■(****)、■■■■■(****)など流れが一変する見込みだ。政府が当初40兆円レベルの直接投資を80~100兆円レベルに引き上げ乗り気。中国やロシア、北朝鮮を相手に米国とほぼ利害が一致した。算命学が日本の国運を示唆。23年を初動に来年一服。27~28年最大のチャンスという。7~9月輝いて見える。ホロスコープによると、現在ペリー来航(1853)から10年後に相当し、当時黒船の威容に驚いた江戸庶民に意識改革をもたらした。ペリーも藩校や寺小屋で学び礼節を尊ぶ国民性に感嘆。女性の教育や品位、道徳など評価したという。今回、外資10週延べ7兆円買い越しが初動。ペリーは6月に黒船で来航し翌年日米和親条約を結んだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万2600円(-0.21%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より182円安い。ダウ先物3万3973ドル(-0.69%)。同246ドル高い。VIX恐怖指数13.44(+4.11%)、WTI原油先物69.50(-0.01%)。金先物1930(+0.34%)、ビットコイン円4,420,920(+0.15%)。
23日の日経平均483円安。大引け3万2781円。TOPIX2264(-31)。値上がり325(値下がり1456)。10年債0.365%(-0.005)。米10年債3.738%(-0.054)。上海総合3197(-1.31%)、香港ハンセン18,889(-1.71%)、インドNifty18,665(-0.56%)、ロシアRTS1039(-1.53%)。マザーズ830.29(-1.77%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。南北にシリコンバレー。兜町復活も視野に入った。(了凡)