国内勢売り越し踊らず 23年の国運夢が現実になり最高 (2023.06.21)
小反発。日経平均小陽線の引け。まちまちだ。前日欧州株安、米指数先物安に中国利下げなど消化難で売り買い交錯。高値整理が続いている。25日線3万1819円から乖離4.93%。5%を下回り底堅い。欧州はじめアジア、北米の買い越しが伝えられ、3連休NYで日本株見直しも話題にのぼった。週明け振り返ると、24時間のうちユーロ圏利上げ、米国利上げ休止、中国利下げという前代未聞の事態。世界の主力経済圏で3中銀が全く違う政策を発表し訳のわからない場面。3月の米銀破綻をきっかけに国際分散投資の入れ替えが始まった。にわかに日本株といわれても、日経平均やTOPIX、ETF(上場投信)など指数採用リストに限られ打診の域。相性もおぼつかない。コロナ禍・ウクライナ危機を通じて米国とほぼ利害が一致。常に中国、ロシア、北朝鮮三つの独裁政権と対峙する日本に対し戦略拠点として白羽の矢が立った程度だ。にも拘らず、国内勢売り越し。33年ぶり日経平均戻り高値更新に踊らず。意外な初動に戸惑いを隠せない。国内勢が大型株中心の指数採用リストに馴染まないためで、初動が一巡し中低位の出遅れに規格外の相場が出始めると合点する。20日、■■■■■■■■■■(****)が一例。第二、第三の宝探しが本格化する見込み。2023年3月期の上場企業配当総額13兆9300億円。2年連続過去最高といわれ、来週総会が集中するだけに拍車がかかりそうだ。その後、ジャクソンホール(8月25~27日)を踊り場にバックインセプテンバー(9月に買え)の流れ。前日述べたように、米国で来年末まで債務上限一時停止に伴う追加借り入れが必要になり金利上昇が予想される。外資が種玉(たねぎょく)取得に必要な売りを呼ぶとみられ、来年に向けて二段上げの運び。日経平均4万3000円が視野に入るはずだ。2024年1月台湾総統選。2月インドネシア、翌3月ロシアとウクライナ、11月に米大統領選を控え決着の年。新1万円札発行を控え金利や為替も大荒れ。23~24年卯辰を上げる年という。半面、24~25年辰巳天井といわれ、グレートリセット(大暴落)も話題にのぼる。1月台湾総統選から11月の米大統領選まで息を抜けないわけだ。解のない時代の曲がり角でラストリゾートが決まる年。算命学によると、23年の国運夢が現実になり最高。24~25年不意の落ち込みに注意。26~27年最大のチャンス到来と出ている。
日経平均先物によると、20日大証ミニ3万3155円(-0.55%)に対しラージ3150円、シカゴ3140円。現物より249円安い。ダウ先物3万4491ドル(-0.33%)。同192ドル高い。VIX恐怖指数14.35(+5.98%)、WTI原油先物71.31(-0.86%)。金先物1965(-0.27%)、ビットコイン円3,808,646(+0.12%)。
20日の日経平均18円高。大引け3万3388円。TOPIX2283(-6)。プライムの出来高13億1800万株、売買代金3兆8900億円。値上がり777(値下がり971)。10年債0.385%(-0.005)。米10年債3.754%(-0.013)。上海総合3240(-0.47%)、香港ハンセン19,607(-1.54%)、インドNifty18,816(+0.33%)、ロシアRTS1046(-0.76%)。マザーズ858.34(+0.70%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)など。国内勢売り越し踊らず。(了凡)