次の時代を担う相場に 日本はGAFAMと馴染まない (2023.06.19)
前週末反発。日経平均中陽線の引け。後場一段高になった。日銀の緩和継続を好感するもので、前場解散否定を織り込み外資の介入再燃。16日ダウ108ドル安(15日428ドル高)と一線を画した場味。円安と連動している。外資の買い越し10年ぶり12週連続といわれ、5日線3万3229円を上回ったほか、25日線3万1528円と乖離6.91%。脱線なしに止まらない。傍目に株高、円安が続く間手を出すなという。しかし、13日米CPI、13~14日FOMC、15~16日の日銀政策決定会合をこなし33年ぶりの高値。国内勢12週連続売り越しで空いた口が塞がらない。2013年から10年初動とみられ、黄金分割で上値を探ると4万3000円。伊勢の遷宮ジンクスによると2033年まで続く見込みだ。初動で4万3000円なら1989年の最高値3万8915円更新も時間の問題。バブル崩壊に伴い国内から流出した資金が大半戻ると考えられる。エミン氏によると、初動から約40年後の2050年日経平均30万円が持論。維新(1868)、敗戦(1945)後の株価指数が底値から20倍。今回2013年1万5000円がスタートだけに、新冷戦長期化による需要拡大が大きい。数年後、次世代半導体工場が熊本、千歳で稼働すると桁外れ。日米の利害がほぼ一致しており実現する公算が大きい。16日ビル・ゲイツ氏と中国習主席の会談、18日ブリンケン米国務長官北京訪問も新たな材料。30年中断した日本の半導体産業が息を吹き返す見通し。それも、米国がGAFAM5社(グーグル・アップル・メタ・アマゾン・マイクロソフト)にエヌビディア、テスラ、ネットフリックス計8社なら、日本も■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)など鍛えない限りゲームにならないという。規格外の大型投資が必要で生成AIなしに語れない。米国の上場企業5000、日本3900といわれる中で指折りの会社が時代をリード。日本の場合、■■■■■■(****)のハイブリッド経営が主流になりそうだ。260年続いた江戸時代と家康の体質を引き継いだもので、ゆっくり進めてきた変化が一旦浸透すると、組織内の変革が速やかに進むという。バブルが崩壊し失われた30年の末、「アベノミクス」10年で需給改善。2023年初動が始まり24~25年ゴールデンクロス。これから毎年飛沫が上がるわけだ。世界最古の企業が大阪の金剛組。飛鳥時代の578年創業。聖徳太子が四天王寺を建立するため百済(朝鮮)から技術者を招聘した。その一人が初代金剛重光で現在41代目。これまで1400年、神社や寺をつくり続けている。日本は一部を除きGAFAMと馴染まない。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万3700円(+0.16%)に対しラージ同、シカゴ3695円。現物より11円安い。ダウ先物3万4612ドル(-0.32%)。同313ドル高い。VIX恐怖指数13.54(-6.62%)、WTI原油先物71.44(+1.16%)。金先物1970(-0.01%)、ビットコイン円3,760,000(+0.79%)。
16日の日経平均220円高。大引け3万3706円。TOPIX2300(+6)。プライムの出来高20億1500万株、売買代金5兆5600億円。値上がり1118(値下がり668)。10年債0.400%(-0.025)。米10年債3.763%(+0.044)。上海総合3273(+0.63%)、香港ハンセン20,040(+1.07%)、インドNifty18,826(+0.74%)、ロシアRTS1047(-0.65%)。マザーズ830.37(+4.46%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。次の時代を担う相場になる。(了凡)