日本のルーツ探る相場 経済復活2033年まで続く見込み (2023.06.15)
4連騰。日経平均小陽線の引け。後場、目を丸くした。ダウ6連騰を受け16日解散風を好感したもので外資の買いボリュームアップ。プライムの出来高16億4800万株、売買代金4兆7500億円と尻上がり。紛れもなく本物だ。彼らが買った以上、FOMC、日銀政策決定会合も買い。初動のスケールを物語るもので、14日コロナ後の安値1万6552円(2020年3月)から倍になった。黄金分割で上値を探ると4万3333円。9日述べた米銀破綻に伴う安値2万6633円の第3波4万3092円とほぼ一致。初動で倍になることが分かった。軸足とみられる■■■■(****)1万7886円、■■■■■■(****)で2854円が目安になる。225やTOPIX500、ETF(上場投信)など指数採用銘柄が大半で、国内勢がバブル崩壊のしこり玉を処分すると5~10万円相場。ホロスコープ(天体配置図)で天王星84年周期に相当し特大のスケール。少くても2020年代10年続く見通し。維新(1868)、敗戦(1945)に次ぐもので、バブル崩壊からデフレ30年の底練りがベース。横に這った分立つと大きい。維新、敗戦後の指数が30数年後底値から20倍になっているためだ。欧米列強やロシア、中国など大国の冷戦、新冷戦の見返りによるもので、エミン氏の見解と共通項がうかがえる。2013年の日経平均1万5000円が30万円になる仮説を検証するわけだ。20年に一度伊勢の「金座」(かねのくら)遷宮に触れた。持統天皇4年(690)第1回から1300年以上。幕末1849~69年新宮が「金座」にあり黒船から維新まで激動。1869~89年「米座」(こめのくら)に遷宮。文明開化を謳歌した。1889~1909年「金座」で日清日露戦争。1909~29年「米座」で大正ロマン・デモクラシーが開花した。再び「金座」に入り1929年第2次大戦勃発。敗戦の混乱で4年遷宮が延期された。1953年「米座」から戦後復興。1973~93年「金座」のバブル景気でジャパンアズ№1徒花。1993年以降「米座」となりバブル崩壊。2013年「金座」入りから復活が始まった。2033年まで続く見込み。コロナ禍、ウクライナ戦争、米銀破綻、中国の不動産バブル崩壊など新冷戦下で経済あく抜け。国内の日本叩きが収まらず、海外の日本頼みを揶揄される事態になった。引きも切らずお金が日本に集まっており、株や債券引っ張り凧。ほどなく円安のピークにさしかかる。5年無事持ち堪えると日経平均5万円。10年で10万円。正味円高株高なら非の打ちどころがない。曰くつきのふるいが気になるところだ。
日経平均先物によると、14日大証ミニ3万3630円(+0.24%)に対しラージ同。シカゴ3685円。現物より183円高い。ダウ先物3万4471ドル(-0.17%)。同259ドル高い。VIX恐怖指数14.54(-0.48%)、WTI原油先物70.16(+1.07%)。金先物1959(+0.03%)、ビットコイン円3,643,666(+0.05%)。
14日の日経平均483円高。大引け3万3502円。TOPIX2294(+29)。値上がり1195(値下がり579)。10年債0.425%(+0.010)。米10年債3.822%(-0.001)。上海総合3228(-0.14%)、香港ハンセン19,408(-0.58%)、インドNifty18,755(+0.21%)、ロシアRTS1036(+0.52%)。マザーズ797.75(-1.05%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本のルーツを探る相場だ。(了凡)