13日前後反転の目安 日銀の作為、不作為によるもの (2012.04.12)
再び円高に振れ反落。全面安になった。スペインやイタリアの10年債利回り上昇より日銀の作為、不作為によるもの。10日NYダウ213ドル安がわかりやすい。円ドル80円を中心値にTOPIX、日経平均も2月の追加緩和当時にひきかえ往って来い。上げた鞘の3分2を献上し調整大詰め。13日のSQ前後反転の目安を述べた。27日の次回会合で「物価の上昇1%をめどに強力な金融政策を推進する」という日銀総裁発言(10日)が手掛かり。初押しの賞味期限27日というわけだ。前期連結純損が■■■■■■(****)7800億円、■■■(****)5200億円、■■■■(****)でも3800億円といわれるだけにあく抜け。買いから入るところだ。インフレターゲットとなれば建設、不動産、損保、証券、金融ポスト。なお15兆円といわれるデフレギャップ解消のレギュラー。財政再建に優先する。財政は経済をインフレにしないと改善しないためだ。政府は98年の橋本政権当時、消費増税と緊縮財政に伴う税収の大幅な落ち込みを棚上げ。デフレ下で増税が先行し、日銀法改正を念頭に国債引き受けを押しつける当時の二の舞。思考停止の延長上に置かれている。このため、27日まで補助線を引き相場で案内するほかない。デフレ解消は円安をもたらし、景気回復による輸入増も円安の圧力。現在のデフレ、円高という異常な事態が好転する。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)に■■■(****)、■■(****)も気になるところだ。13日前後押し目底とみられる。本命が■■■(****)。14万8100円で引けた。11日再び週刊誌で採り上げており、状況証拠を物語る内容。13日午後10時からNHK-TVで放映されるが、売ると上がり買うと下がるようだ。国内の治験、製造承認、保険適用に時間がかかるためで、中村教授渡米に伴いフランス、シンガポールを含め海外の方が急ピッチ。海外で製造承認、保険適用となれば、世界の大手医薬品メーカーも名乗りを上げスケール拡大。■■■■(****)や■■■(****)など及びもつかない。今年、来年つき合ってみるとわかる。日本のシンクタンク理化学研究所が全面支援しているゲノム創薬。人類初の試みであり、ゲノム解読当時の■■■■■■■(****)が伏線である。今でも鳥肌が立つ。
日経平均は79円安。引けにかけて下げ渋り終値9458円。出来高20億7800万株、売買代金1兆3200億円。7日連続安となり、13日前後転機とみられる。改めて■■■■(****)と■■■■■(****)。■■■■(****)に■■■■(****)の反転に見どころ。日本の場合、インフレターゲット1%であれ、不動産と株が上がらないとさまにならない。デフレ解消は民間が叡智をしぼっても困難。中央銀行と政府の仕事。27日まで2週間、うまく立ち回ってほしい。90年早々バブル崩壊に伴い公共投資が頻繁になった。ハコモノ行政といわれるもので評価が低い。しかし、20年デフレと老朽化したインフラを勘案すると頷ける。デフレは生活、社会のほか体制さえ破壊するもの。ギリシャやスペインを見れば明らかだ。このため、政府による規制、公共投資や中央銀行の介入もやむなし。日銀総裁は予断を持たず、27日にかけて経済と物価を念入りに点検するという。相場は13日前後一歩先をいくはずだ。(了凡)