証券ビュー

アンコール伊勢町

3万円大台固めに入る 2020年代をリードする見通し (2023.06.02)

 反発。日経平均中陽線の引け。後場切り返した。前日米主要3指数下落を受け神妙なスタート。日本時間1日午前、米下院が債務上限停止法案を可決し材料出尽くしで売られた。しかし、指数先物が反発し後場一段高。引け後も確りだ。1~3月期法人企業統計が発表され、金融と保険を除く全産業の経常利益が前年同比4.3%増の23兆8230億円。2四半期ぶりプラスとなり過去最高を更新した。設備投資16兆円5395億円(同11.0%増)も8四半期連続プラス。外資の日本株買いを刺激している。コロナ後主要企業の業績回復を物語るもので、中国の指数が直近高値から2割以上落ち込む一方、インドや韓国、台湾など日本と並び好調な足取り。前日の下げで過熱感が後退し3万円大台固めに入る。今週5月のADP全米雇用レポート、同ISM製造業景況感指数、米雇用統計発表もあり売り買い交錯。総論買いが一巡しないと各論まで手が回らない。海外ファンドが日本株に熱心で代表的な大型や値嵩、ETF(上場投信)など組み入れ比率引き上げが先行。指数だけ跳ね上がり国内勢売り越しでさまにならない。彼らの仕込みが完了すると中小型の水準訂正が本格化する運びだ。1日入手した情報によると、米国の債務上限を巡る合意に債務拡大野放し。共和党は米大統領が支出削減に応じないとデフォルトが発生する旨脅した。だが、最後に赤字と債務の行方に大きな変化をもたらさない支出削減と引き替えに同意。いつの間にか赤字と債務を制御する目標から外れた。ムーディーズが米国に対し、トリプルAの国とG7の中で債務負担に耐えられない。利払い増と政府収入の弱い伸びから負担能力悪化を警告している。私見に過ぎないが、国より金持ちの大口資産家から日本のように相続税を取れば流れが変わる。一方、中国の経済低迷も深刻の一途。コロナ規制解除直後の熱気が冷めた。家計や地方政府の債務拡大や高齢化など人口動態上のひずみが表面化。不動産バブル崩壊の影響が広がっている。地方政府の3分の2が非公式に設定した債務上限を超える見通し。このため、日本のほかインド、韓国、台湾などアジア中心に世界のマネーが回り出した。米中や欧州、ロシアの株価指数が下がった分上がるわけで、日本の場合、米国と利害が一致するだけに中長期プラスになった。ガイアの法則とホロスコープを通じて2020年代をリードする見込み。5月17日に木星が牡牛座に移動。来年5月26日まで金運に包まれるという。30年デフレをしのぎ現在初動とみられる。■■■■■■■(****)にアタリがきた。夜間取引でも明らか。ゲノムも生成AIのプログラムが欠かせない。
 日経平均先物によると、1日大証ミニ3万1280円(+0.42%)に対しラージ同、シカゴ1305円。現物より157円高。ダウ先物3万2977ドル(-0.01%)。同69ドル高い。VIX恐怖指数17.36(-3.23%)、WTI原油先物68.28(+0.28%)。金先物1981(-0.04%)、ビットコイン円3,757,260(-0.94%)。
 1日の日経平均260円高。大引け3万1148円。TOPIX2149(+18)。プライムの出来高13億8400万株、売買代金3兆5900億円。値上がり948(値下がり805)。10年債0.415%(-0.015)。米10年債3.646%(-0.044)。上海総合3204変わらず。香港ハンセン18,216(-0.10%)、インドNifty18,487(-0.25%)、ロシアRTS1057(+0.16%)。マザーズ747.48(-0.08%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。3万円大台固めに入る。(了凡)