証券ビュー

アンコール伊勢町

国内も海外に続き強気 無事乗り切るだけで価値がある (2023.05.29)

 前週末踊り場、日経平均小陽線の引け。往って来いだ。25日米債務上限協議「進展」が続く中、前日好決算を発表しAI開発を手掛かりにエヌビィディア24%高。わずか1日で時価総額28兆円上乗せし140兆円に迫る記録的な大商い。上場銘柄5000といわれるNY市場でGAFAM含めハイテク8銘柄が大車輪の連日という。兜町でも■■■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)2銘柄で日経平均128円献上。市場性のある大型株中心にプライムの値上がり419(値下がり1371)に過ぎない。140円台の円安に振れ外資の手口が目立つ。一握りの銘柄が戻り高値を更新し、国内弱気・海外強気のありさま。兜町の場合、相場の6割前日NYの影響をかぶるといわれミクロ対応が困難。しかし、G7後絶好のポジションとなりマクロスケール拡大。米債務問題が2年期限つきやデフォルトに追い込まれようと、日本が米国債を引き受けないと折り合いがつかないためだ。3月の米銀破綻とクレディ・スイス飛び火を受けて国際金融資本が動揺。G7でフランスがロスチャイルドの意向を受けた模様だ。G7のほか招待8か国にサウジ、グローバルサウス、帰路モンゴルに立ち寄り中国とロシアにも印象づけた。中国がG7に対抗し西安で5か国首脳会議。唐(618~907)の時代「長安」といわれ玄宗皇帝と楊貴妃で一世を風靡。遣唐使が多数留学し日本の文化に大きな影響をもたらした。当時なら世界の都だが、旧ソ連崩壊後カザフスタン、キリギス、タジキスタンなど囲い込みプーチン離れ。すっかり色を失った。このため、G7成功が癪の種で外務次官を通じて中国大使(垂秀夫氏)を呼びつけ共同声明撤回を求めたものの門前払い。空いた口が塞がらない。中華思想そのものだ。ロシアもプーチンの「一面的な歴史観」が大惨事の主因といわれる。このため、米国やスイスのほか中国、ロシアからも資金流出顕著。回りまわって一部日本にたどりついた。何しろ、外資が5月第3週まで8週連続3兆6000億円買い越し。個人は2兆3600億円売り越しという。案の定、日本が敗戦と被爆体験、バブル崩壊から立ち直り、G7を境に次のステップに入ったとみられる。世界の富を二分するロスチャイルドとロックフェラーにとって、ドル高の限界が視野に入った以上1990年代と対極の関係。2020年代を通じて日本のGDP、外貨準備の増加が見込まれ米国のファイナンスを支援。2024年熊本、25年千歳で次世代半導体工場が稼働する頃、日本も生成AIをリードする見通し。23日、日経平均10万円と述べた。ホロスコープによると、17日から丸1年世界維新の走り。ミクロ見送りマクロ買い。無事乗り切るだけで価値がある。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万1505円(+1.79%)に対しラージ1500円、シカゴ同。現物より584円高い。ダウ先物3万3148ドル(+1.04%)。同55ドル高い。VIX恐怖指数17.95(-6.22%)、WTI原油先物72.87(+1.45%)。金先物1946(+0.12%)、ビットコイン円3,750,670(-0.07%)。
 26日の日経平均115円高。大引け3万0916円。TOPIX2145(-7)。プライムの出来高12億1900万株、売買代金3兆4000億円。10年債0.415%(-0.010)。米10年債3.817%(-0.004)。上海総合3212(-0.35%)、香港ハンセン18,746(-1.93%)、インドNifty18,499(-0.97%)、ロシアRTS1055(+1.46%)。マザーズ725.69(-1.53%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。国内も海外に続き強気になる。(了凡)