切羽詰まるサミット ゼレンスキー氏来日が次のステップ (2023.05.22)
前週末7連騰。日経平均小陰線の引け。後場伸び悩んだ。19日ダウ109ドル安(18日115ドル高)に振れ、米債務上限問題後退からサミット後再協議を受けたもの。プライムの値上がり812(値下がり945)。
2021年9月コロナ後の高値3万0796円を抜き上げ一服だ。引け後、先物が夜間取引で80円安の3万0820円。為替も昨年10月高値から今年1月まで下げの半値戻し139円50銭が目安。週明け高値整理とみられる。何より、サミット後が焦点。20日ゼレンスキー氏(45)がサウジ経由フランスの政府機で広島入り。切羽詰まる材料が気になった。G7はじめインド、ブラジル、韓国など8つの招待国にもウクライナ危機の現状を伝え打開を図るのが目的という。サミット後ウクライナの反転攻勢が目前に迫り、ドネツク洲のリチウム資源(推定埋蔵量50万トン)をロシアから取り戻すのが生命線。G7ほか招待国の支援にかかっている。算命学でゼレンスキー氏の運勢をみると、23年人生の夢が叶う時。スピードアップしている。これに対しプーチン氏(70)も同運。ポジションが上がりほぼ互角。双方譲らないわけだ。念のため、バイデン氏(80)は頑張ると追い風。力み過ぎ血がのぼる。肝腎の岸田氏(65)がややこしい。解脱の年といわれ周囲に協力者が集まってくる。広島サミットに乗り移った。20日各国首脳をもてなしたワーキング・ランチメニュー然り。京都東山の料亭「菊乃井」仕込み。お好み焼きひとつ、本場広島のカキにレモンをひねり風味も十分。各首脳日本の食文化を堪能したに違いない。共同声明を通じて市場の評価を待つばかり。33年ぶり日経平均の戻り高値更新と連動している。しかし、サミット後夏場にかけてウクライナの反転攻勢本格化。ロシアが核兵器使用まで追い込まれると事態緊迫。居ても立ってもいられない。先物が小動きにとどまり幸いだ。19日米地銀の下げで信用収縮がうかがえるだけにサミット成功を喜んでいられない。万一プーチン氏が核威嚇に取り憑かれると78年前広島・長崎に匹敵する事態。天王星の公転周期(84年)と重なり放置できないわけだ。20日、FRB議長が相次ぐ銀行破綻を受け利上げ停止を示唆したことも事実。シカゴ連銀総裁は、ショックが収まると通常でない「ソフトランデイング」の可能性があるという。米国の住宅価格が11年ぶり下落したものの、西部の多くで見られる一方、東部で上昇しているのもホロスコープと無縁でない。サミット後、ウクライナの反転攻勢が最大の関心事。日本にとってロシア、中国に対抗する上でもウクライナ支援が不可欠。ゼレンスキー氏来日から次のステップと考えられる。ユダヤ人だけにしたたかだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万0820円(-0.26%)に対しラージ同、シカゴ0825円。現物より17円高い。ダウ先物3万3455ドル(-0.48%)。同28ドル高い。VIX恐怖指数16.81(+4.74%)、WTI原油先物71.67(-0.26%)。金先物1979(+1.03%)、ビットコイン円3,720,785(+0.11%)。
19日の日経平均234円高。大引け3万0808円。TOPIX2161(+3)。プライムの出来高12億7300万株、売買代金3兆4000億円。10年債0.395%(+0.015)。米10年債3.688%(+0.043)。上海総合3283(-0.42%)、香港ハンセン19,450(-1.40%)、インドNifty18,203(+0.41%)、ロシアRTS1036(+0.31%)。マザーズ747.55(+1.16%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。切羽詰まるサミットになった。(了凡)