あるがまま受け入れる 世界生産最高を発表した果報者 (2023.04.28)
小反発。日経平均小陽線の引け。強面の地合いだ。25日線2万8109円と200日線2万7519円が揃って上昇。GW明けまで高いという。米銀破綻第2波を受けたもので、米株先物が時間外取引で持ち直す一方、■■■■■■(****)のグループ世界生産3月最高と伝えられ後場尻上がり。引け後、先物も小確りだ。28日の日銀政策決定会合会見から5月3日FOMC同にかけて織り込み済み。米信用不安拡大や債務上限問題を抱え課題山積。前日マイクロソフトが好決算を材料に一時8%高。市場防衛にしゃかりきだ。何しろ、24日決算発表したファースト・リパブリックの株価が3月上旬危機発生から95%安。同様の問題を抱える地銀も価値がゼロになるか大幅な棄損を抱え込んだ。FDIC(米連邦預金保険公社)によると、システムリスクを根拠に特例適用の有無が瀬戸際。先に破綻した2行の預金保護に次ぐもので、適用するとウォール街救済になり、しないと預金流失が加速するという。市場も時間稼ぎに追い込まれた。今後2年商業用不動産の借り換え3兆ドルといわれ、米国も日本の1990年代と同様不動産バブル崩壊が考えられる。4~6月、7~9月、10~12月にもガス抜きと述べた。日銀が前総裁のサプライズと一線を画し、FRBもリーマン危機を受けた利上げ上限5.25%で矛を収める見込み。今週末に新たな道筋が出るという。これまで買い戻しを誘いシコリ玉を処分する陽動作戦。ネタが尽きると急落の憂き目。ドル売りと金買いの裏目が出る。中ロが金買い一辺倒だけに米国の冷やし玉も相当なもの。7~9月ないし10~12月まで乱高下。手詰まりのまま消耗戦が限界に達しウクライナ停戦までもつれそうだ。嵐の前の静けさを前に3月のグループ世界生産最高と発表した■■■■■■(****)が果報者。5月10日の決算発表が10年先を示唆。日本の製造業復活に向け矢面に立った。コロナの緩和マネー10兆ドル(約1300兆円)を巡り、米国とスイスで金融システム不安に追われた国際金融資本が受け皿探し。バフェット氏もその一人。マイクロソフト買収で合意していたゲームソフト大手が26日11%急落。CMA(英競争・市場庁)の差し止め決定によるもので、1年前追加投資を明らかにした経緯から合併裁定取引で得べかりし利益を失った。市場の経済合理性も限界とみられる。その点、困難を集団で受け止め改良と改善を重ねて物事を成就する日本の方がマシ。都市鉱山による民間の金保有6800トン。リサイクルによるもので、数年後世界トップになるのに似ている。
日経平均先物によると、27日大証ミニ2万8530円(+0.32%)に対しラージ同。シカゴ8535円。現物より77円高い。ダウ先物3万3583ドル(+0.48%)。同281ドル高い。VIX恐怖指数18.05(-3.78%)、WTI原油先物75.55(+0.34%)。金先物1994(-0.07%)、ビットコイン円3,882,656(+2.19%)。
27日の日経平均41円高。大引け2万8457円。TOPIX2032(+8)。プライムの出来高11億9600万株、売買代金3兆円。値上がり1037(値下がり712)。10年債0.460%(+0.005)。米10年債3.468%(+0.018)。上海総合3285(+0.67%)、香港ハンセン19,840(+0.42%)、インドNifty17,915(+0.57%)、ロシアRTS1017(+0.60%)。マザーズ737.81(-0.10%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。あるがまま受け入れる。(了凡)