100年に一度の相場 日本の都市鉱山世界トップレベル (2023.04.19)
8連騰。日経平均小陽線の引け。通りゃんせ相場だ。17日米主要3指数反発を受けたもので、プライムの騰落レシオ125.60%。過熱圏とみられる。依然円安で米銀破綻に伴う売り方の買い戻しが続き、来週27~28日の日銀政策決定会合を打診。日銀が28日公表する展望リポートで2025年度物価見通しに触れ、前年度比1%台後半を軸に検討に入ると伝えられ修正期待が後退したという。先物に前日反動の買い戻しが入り尤もらしい。台湾の半導体受託生産大手TSMCが2023年通期の設備投資を下方修正。関連銘柄が売られた。18日入手した情報によると、経済より政治の混乱が主因。米国と同盟国はウクライナがロシアの侵攻に抵抗するのを助ける目的で団結してきたが、高騰する戦費懸念やウクライナの防衛体制不備、友好国に対し米国のスパイ行為を示唆した極秘文書漏洩など不協和音が高まっている。マクロン氏の中国訪問が米国離れを物語るもので、欧米は中台の緊張に対し米国から独立したスタンスを主張。これまでにない物理的な限界が明らかになった。中国の習氏もモスクワでプーチン氏に対し「世界は100年に一度の変化を経験している」と目一杯のはなむけ。やり繰り算段に明け暮れている。17日、米国でもマッカーシー下院議長がNY証券取引所でスピーチ。インフレが根強く残る中、米国民は2年連続賃金カット。歴史上最長。バイデン氏就任以来、家計が7400ドル分所得を失った模様だ。この上、景気後退が確実になり株が暴落すると第2次リーマンショック。2024年ほぼ確実という。信用収縮によるもので、なり振り構わず地銀お手上げ。おじけづいて手をこまねいている様子が伝わってくる。国レベルではまちまちでも、国際金融資本にとって抜け道が先決。100年に一度の緊急避難に日本が指名を受けたと考えられる。バフェット氏の日本株買いやビル・ゲイツ氏の別荘(軽井沢)、G7外相会議同(同)、はてはG7サミット(広島)など贔屓倒し。お返しとはいえ、日本の現職首相夫人を米国に招きよいしょ。のぼせていると日本もやられる。このため、都市鉱山にスポットを当てた。2025年10月を目安に金本位制復活が流れているためで、直近国内でグラム9420円をつけた現物が1万円大台になると大騒ぎ。ものによると、米国のバブル崩壊と鉢合わせ。澄ましていられない。新たに、■■■■(****)もレギュラーに加えた。旧聞だが、ロシア政府は固定価格で金を買い取っている。グラム5000ルーブル。ロンドンやNY市場の1.5倍。世界でいち早く1万円相場が始まった。日本の場合、独立行政法人の物質・材料研究機構の調べで都市鉱山有力。現在蓄積されている量が世界の現有埋蔵量に対し金約16%(約6800トン)、銀22%(6万トン)ありトップレベル。金本位制に対抗できる。バフェット氏も知っているはずだ。
日経平均先物によると、18日大証ミニ2万8680円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より21円高い。ダウ先物3万4156ドル(+0.08%)。同167ドル高い。VIX恐怖指数16.90(-1.00%)、WTI原油先物80.47(-0.45%)。金先物2016(+0.45%)、ビットコイン円4,063,973(+2.51%)。
18日の日経平均144円高。大引け2万8658円。TOPIX2040(+13)。プライムの出来高10億1200万株、売買代金2兆4900億円。値上がり1371(値下がり387)。10年債0.470%(-0.010)、米10年債3.571%(-0.032)。上海総合3393(+0.23%)、香港ハンセン20,650(-0.63%)、インドNifty17,660(-0.26%)、ロシアRTS1003(-0.10%)。マザーズ765.62%(+1.32%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。確かに、100年に一度の相場だ。(了凡)