証券ビュー

アンコール伊勢町

数年後次の幕が上がる 国内で都市鉱山ゴールドラッシュ (2023.04.17)

 前週末6連騰。日経平均中陽線の引け。しつこい踊り場だ。14日米主要3指数反落を受けたもので、前日に続き上昇分の261円■■■■■■■■■■(****)の買い戻し。大半ポジション調整とみられ日米逆相関。3月売り叩いた米銀破綻に伴う買い戻しが一巡すると急落も考えられる。14日JPモルガンが上方修正しても米中小金融機関に皺寄せ。大手より遥かに打撃が大きい。14日入手した情報によると、2022年4月FRBの利上げ直後銀行預金ピークアウト。23年3月洪水のように預金流出。上位25行に計180億ドル流入する一方、残り中小から2120億ドル流出。預金引き出し要請に応じるため、損失覚悟で保有債券を売却すると1~3月期さらに業績悪化。昨年10~12月期の含み損6200億ドルという。米金融当局の大本営発表を鵜呑みにできず半信半疑。国際金融資本の総本山スイス然り。UBSがクレデイをかくまっても、いざとなれば緊急避難。このままで収まらない。将棋なら端歩をつく地合いだ。米CPIやPPI、小売売上高発表など気休めに過ぎない。日本の場合、3月のCPIが21日発表され、4%から3%台で足踏み状態。30年デフレで鍛えられた。根っからデフレ体質で欧米のインフレと反りが合わない。前日銀総裁の物価2%に何ら根拠がなく、新総裁の政策修正も早くて28日の決定会合まで棚上げ。世界中、端歩をやむなくされた状態でもある。4~6月、7~9月、10~12月にもガス抜きが予想され、信用不安の次が金本位制と述べた。日本に限れば、マルコポーロ(1254~1324)以来の一大事。ジパング由来の東方見聞録。コロンブス(1451~1506)やマゼラン(1480~1521)も金を求めて世界を飛び回ったという。日本の場合、佐渡金山が江戸時代300年で83トン産出。住友鉱(5713)は1985年世界一の菱刈鉱山から35年で250トンの実績。さらに東京都東青ヶ島沖の海底熱水鉱床でトン17gの埋蔵金が発見された。にも増して、都市鉱山が貴金属ブーム。これまで30年半導体産業が席巻したIT機器のリサイクル本格化。AIを駆使したもので王水による溶媒も教科書通り。事実上、1トンで100g。それも、99.9%から限りなく純金に近い採取も見込まれ、昨年11月GAFAMとウォール街頭打ちを受けたドル安に呼応。当時から金先物が2割上がった。3月23日、黄金のジパング復活と述べた通り。眠っていたマルコポーロが目を覚ましそうでここだけの話。さらに、■■■■■■■(****)をスタメンに起用する。住友鉱を補完するもので、近い将来国内で都市鉱山ゴールドラッシュ。お金をはじめ、人や情報も溢れかえる。万一に強いのが取り柄。数年後、金本位制復帰で次の幕が上がる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ2万8520円(+0.35%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より27円高い。ダウ先物3万4096ドル(-0.27%)。同210ドル高い。VIX恐怖指数17.07(-4.10%)、WTI原油指数82.68(+0.63%)。金先物2017(-1.83%)、ビットコイン円4,076,434(-0.12%)。
 14日の日経平均336円高。大引け2万8493円。TOPIX2018(+10)。プライムの出来高11億2700万株、売買代金2兆9300億円。値上がり1234(値下がり519)。10年債0.455%変わらず。米10年債3.518%(+0.075%)。上海総合3338(+0.60%)、香港ハンセン20,438(+0.46%)。インドNifty17,828(+0.09%)、ロシアRTS982(-0.01%)。マザーズ756.57(+0.77%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。数年後、次の幕が上がる。(了凡)