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経団連が反転の軸足に 日本の製造業復活を裏づけるもの (2023.04.06)

 4日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。全面安だ。前日米主要3指数反落を受けたもので、3日ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数、4日同JOLTS(雇用動態調査)悪化が伝えられ、週末同雇用統計発表を見越したもの。来週明け、イースター(復活祭)休場とあって米TV局が生中継する予定。東京に先回りの売りが集中した。ダウが4日で1200ドル上げ、米銀破綻をさらしものにダイバージェンス(逸脱)を演じた反動。いずれも遅行指標で米景気後退の材料。日付変更線の関係で日本が最初に影響を受ける。4~6月時間稼ぎでも7~9月、10~12月時間切れ。ガス抜きなしに収まらない。おかげで突っ込んだ情報を入手した。日本の製造業復活を裏づけるもので、GAFAMとウォール街も先刻承知。富山和彦氏が先行している。いわく、日本は1990年代以降新興米国勢に大敗。インターネット・モバイル革命によるもので、■■■■(****)がアップルにやられエレクトロニクスやTV、液晶事業など一敗地にまみれた。グーグルやアマゾンなどベンチャー企業がメガプラットフォーマーとして台頭。アルゴリズムが支配するバーチャルなサイバー空間で完結する仕組み。一握りの天才が一世を風靡した。集団でものづくりを得意とする日本にとって最も苦手とする領域。しかし、バーチャルの世界にものが絡み米国勢ピークアウト。例えば、自動運転。グーグルがアルゴリズムで解決できるAIで先行しても、制御されるものを実用化するのにハードの耐久性が求められる。万一事故で損害賠償となればお手上げだ。このため、グーグルに続きアップルも自動運転から撤退の模様。エンジンを回すのに何千度もの熱を制御。ミクロン・100万単位で量産する部品の精度を管理する必要がある。ソフトとハードのすり合わせが必要なフェーズになった。シリコンバレーのソフト会社が中国企業に解決を迫っても似た者同士。そこへ、DARPA(米国防高等研究計画局)のトップ研究者で米国の至宝といわれるギル・プラット博士。グーグルに戻るつもりが■■■■■■(****)のTRI(人工知能研究所)に移籍。米国のトップエンジニアたちに日本企業の洗練された実用的で頑健なハードが魅力に映った。国内で熊本と千歳の半導体工場が稼働するとわかる。ソフトとハードのすり合わせで日本が台頭。米国も息を吹き返す。米銀とクレディを巻き込んで信用不安が収束すると市場も沸き返る。今年ガス抜きを乗り切ると来年楽しみだ。2月に経団連モビリティ委員会でギル・プラット氏がカーボンニュートラルをテーマに講演。経団連の■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など生まれ変わる見通しだ。
 日経平均先物によると、5日大証ミニ2万7760円(-0.22%)に対しラージ同、シカゴ7770円。現物より43円安い。ダウ先物3万3560ドル(-0.05%)。同158ドル高い。VIX恐怖指数19.68(+6.09%)、WTI原油先物80.70(-0.01%)。金先物2039(+0.06%)、ビットコイン円3,764,500(+1.26%)。
 5日の日経平均474円安。大引け2万7813円。TOPIX1983(-38)。プライムの出来高11億6500万株、売買代金2兆8100億円。値上がり57(値下がり1763)。10年債0.465%(-0.005)。米10年債3.357%(+0.018)。上海総合3312(+0.49%)、香港ハンセン20,274(-0.66%)、インドNifty17,557(+0.91%)、ロシアRTS983(-0.01%)。マザーズ738.65(-2.02%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。経団連が反転の軸足になりそうだ。(了凡)