第3幕まで長い助走 信用不安の出口も日本に打診中 (2023.04.04)
週明け続伸。日経平均小陰線の引け。配当落ち後高い。流れが一変したとみられ、5月2,3日次のFOMCにかけて長い助走。9日の日銀総裁こけら落とし、
23日まで統一地方選、5月19~21日のG7(広島)を視野に最大限予想される好材料を先取り。3月10日信用不安再燃を境に米国やスイス等国際金融資本のポジション調整とみられる。3日当サイトで信用不安第2波に対し「香港ハンセン先行指標」と述べた矢先、ドイツのアクセスが全体の29%に急増し過去最高。エミン氏のツィッターにも傍証がうかがえる。NY市場で指数と高値更新銘柄がダイバージェンス(逸脱)。ナスダックに目立つという。相場全体が弱いのに8社の指数だけ持ち堪えているのも珍しい。間もなく大幅な調整が入るという。一方、市岡氏は欧米の金融不安に火種が尽きないと慎重。従来、世界が80年ごと激動し、2020年から10年該当する旨変わりない。コロナ、ウクライナに次ぐ混乱第3幕。金融恐慌も否定できないと持論を展開している。米大統領と同財務長官が「経済状態良好でインフレ低下」に同調。「ドッド・フランク法」(リーマン危機再発防止を目的とした包括資金規制法)を持ち上げるのも道理。しかし、米政府が無保険預金者救済や含み損を抱える銀行支援に追われているのも事実。2月まで割安株を買い越していた個人投資家が3月大幅な売り越し。個人向けMMFの資産急増が目立ち1~3月最大。このため、NY市場を支えているのが企業の自社株買いといわれ心細い。4~6月時間稼ぎでも7~9月、10~12月時間切れ。ガス抜きなしに収まらない。インフレがピークアウトしても金利が下がらないと信用不安の解消につながらないという。率直なところ、信用不安第2波も15年前のリーマン危機とそっくり。第一、シリコンバレー銀の経営陣が旧リーマン出身。シスコ連銀や旧リーマンの取引先、同元CEOなど責任棚上げも明らかだ。彼らはコロナ、ウクライナのほか信用不安も出口を探っている模様で日本に打診。3月21日、外遊先のインドからウクライナに入りゼレンスキー大統領と会見した岸田首相。習近平氏のロシア訪問に先手を取られながら遅れを取り戻した。その後中ロ関係が悪化し、WBC人気もあって日本のイベントに世界の耳目が集まった。信用不安の解消が金本位制復活といわれ、2026年を目安にドルからIMFのSDR(特別引出権)決済が有力と述べた。日本の場合「都市鉱山」が決め手。関係分の■■■■■■(****)、信憑性次第で■■■■(****)にも出番。昨年10月送り出した■■■■(****)の方程式に似ている。
日経平均先物によると、3日大証ミニ2万8190円(-0.19%)に対しラージ同、シカゴ8205円。現物より17円高い。ダウ先物3万3582ドル(+0.36%)。同308ドル高い。VIX恐怖指数19.66(+3.36%)、WTI原油先物80.66(+6.57%)。金先物1995(+0.49%)、ビットコイン円3,760,867(-0.16%)。
4月3日の日経平均146円高。大引け2万8188円。TOPIX2017(+14)。プライムの出来高11億7900万株、売買代金2兆8200億円。値上がり1448(値下がり341)。10年債0.355%(+0.035)。米10年債3.522%(+0.047)。上海総合3296(+0.72%)、香港ハンセン20,409(+0.04%)、インドNifty17,398(+0.22%)、ロシアRTS993(-0.36%)。マザーズ762.78(+1.78%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。第3幕まで長い助走になる。(了凡)