流れが一変する見通し 英国、米国に続き金本位制を視野 (2023.03.29)
小幅続伸。日経平均小陰線の引け。出番待ちだ。30日配当落ち(約252円)を控えているためで、引け後気遅れした先物安が新たな材料。夜間取引で2万7230円をつけ現物より288円安い。欧州株高、米金利上昇に伴うドル高が主因といわれ手掛かり難。配当取り、同再投資、バリュー株など必要最小限の需給で動いている。25日線2万7598円が上値の目安。3月9日2万8735円を戻り高値に16日2万6633円の押しを入れ、半値戻し2万7684円と肩を並べる水準。新年度入り、悲観人気の裏目が出るとみられる。21日、外遊先のインドからウクライナに入りゼレンスキー大統領と握手した岸田首相。習近平主席のロシア訪問に先手を取られ、政府専用機と別に小型ジェット機をチャーターして出遅れを取り戻した。コロナ、ウクライナ危機長期化に米銀破綻が信用不安をもたらし累卵の危機。現体制を確保する上で金融システム維持が不可欠。その点、面白い情報を見つけた。クレディのマネーロンダリング。2021年10月モザンビークや22年6月ブルガリアなど巨額の資金が動いた模様でロシアの資産3分1凍結。中国共産党がパニックに陥ったという。スイス自ら中立政策を放棄。ロシアや中国、欧米など政府筋や富裕層の口座も一時凍結されパニック拡大。ウクライナ危機や中国の台湾侵攻どころでないという。タックスヘイブンも動揺し、国際金融資本の焦りが伝えられる内容。27日述べたロスチャイルドとロックフェラーを頂点とする金融資本主義中断。現体制続行が困難になった。ウクライナに続き台湾問題でも明らかになる見通し。よって、勝者なし。彼我ともに敗者といわれる信用不安にあって、世界恐慌(1929)の二の舞を避ける上で日本が駆け込み寺。贅沢いっていられない。急ごしらえの半導体新工場(熊本・千歳)稼働を通じて国内「都市鉱山」による純金採取年6000トンペース。公的保有と民間産出により数年後米国の8133トンを抜き世界トップも夢でなくなった。小判改鋳に明け暮れた徳川400年から維新を境に150年余り。英国(1816)、米国(1919)に続き100年スパンで金本位制復帰が視野に入った。ロックフェラー4世が日本に馴染み、日銀の植田新総裁も元財務長官サマーズ氏が「日本のバーナンキ」と持ち上げ、師匠がスタンレー・フィッシャー氏(79)だけに欧米でもWBC大谷並みのネタ。年度末に新年度入り、何が起きても驚かない。どんなピンチであれ消化できる。毎年6000トンも都市鉱山で純金を採取できるなら、関係分の■■■■■■(****)も笑いが止まらない。
日経平均先物によると、28日大証ミニ2万7240円(-0.18%)に対しラージ同、シカゴ7245円。現物より273円安い。ダウ先物3万2629ドル(-0.01%)。同197ドル高い。VIX恐怖指数20.79(-4.37%)、WTI原油先物72.86(+0.07%)。金先物1982(+.0.58%)、ビットコイン円3,341,812(-0.99%)。
28日の日経平均41円高。大引け2万7518円。TOPIX1966(+4)。プライムの出来高10億5400万株、売買代金2兆3600億円。値上がり684(値下がり1046)。10年債0.305%(+0.015)。米10年債3.552%(+0.014)。上海総合3245(-0.19%)、香港ハンセン19,784(+1.11%)、インドNifty16,951(-0.20%)、ロシアRTS1001(-0.01%)。マザーズ740.62(-1.42%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。3月以降流れが一変する見通しだ。(了凡)