黄金の国ジパング復活 数年後米国抜いて世界トップに (2023.03.23)
反発。日経平均中陽線の引け。全面高だ。21日米主要3指数続伸を受けたもので、同日朝米財務長官の踏み込んだ預金者保護発言に伴う先物売りの買い戻しが主因。日本時間23日未明FOMCの結果、FRB議長会見を待たず事実上の量的緩和。引け後、先物が反落で始まった。万一0.25%利上げも織り込み済み。FRBが4ヵ月ぶりバランスシート拡大に踏み切った。米国内ならまだしも、多国籍のドル預金に影響をもたらすもので悩ましい。カンフル効果が一巡すると年後半の景気後退が懸念される。ブルームバーグによると、クレディ救済によるスイス国民1人当たり負担180万円。納税者負担最大1090億スイスフラン。19日の合意通りならスイス中銀が政府保証のない1000億フランの流動性支援をUBSに提供する見込み。計2090億フランがスイスのGDP1/4に相当し、リーマン危機(2008)のUBS救済600億スイスフランの3・5倍。世界の富裕層を自認する国際金融資本の「お宝」が動揺している。計画通りならUBSに莫大な利益というが、米国からスイスに飛び火した世界最大の信用不安。ユーロダラー相手に苦戦を免れない。早い話、金本位制復活が新たな材料。2025年説まで流れ、日本にとって耳寄りなネタ。半導体製品急増によるもので、国内「都市鉱山」による純金採取が毎年6000トンにぼるという。世界の中銀・公的機関の金保有(2023年1月末)を見ると、米国8133トン、ドイツ3355トン、IMF2814トン、イタリア2451トン、フランス2436トン、ロシア2298トン、中国2025トン、スイス1040トン、日本845トンの順。世界9位ながら年6000トンペースで増加し、数年後米国を抜いて世界トップに躍り出る見通し。WBCのほかG7(広島)でも頭角を現し、改めて日経平均5万円が視野に入る見込み。これまで金の現物を200万円購入するたび財務省に報告。偏見が気になったものの、在位60年10万円金貨と同様民間保有に与するもので中長期よし。国全体が保有する金の量により兌換紙幣を発行できる。このため、米国の地銀やクレディ、UBSなど日本主導で処理できる。米国債引き受けにウクライナ再建にも有効。行き詰まり名案にたどりついた。黄金の国ジパングといわれる所以。にわかに周囲が明るくなった。日本が維新のあと日清・日露戦争に勝ったのはユダヤ系資本の肩入れと82年かけて元利すべて返済した信用によるもの。WBCで米国に恩返し。市場がこの先どんなピンチに見舞われようと日本にとってチャンス。ウサギとカメに似ている。
日経平均先物によると、22日大証ミニ2万7340円(+0.42%)に対しラージ同、シカゴ7320円。現物より147円安い。ダウ先物3万2807ドル(+0.10%)。同246ドル高い。VIX恐怖指数21.51(-10.85%)、WTI原油先物69.50(-0.24%)。金先物1943(+0.13%)、ビットコイン円3,756,739(+0.68%)。
22日の日経平均520円高。大引け2万7466円。TOPIX1962(+33)。プライムの出来高12億5100万株、売買代金2兆9300億円。値上がり1704(値下がり110)。10年債0.320%(+0.090)。米10年債3.606%変わらず。上海総合3265(+0.31%)、香港ハンセン19,591(+1.73%)、インドNifty17,151(+0.26%)、ロシアRTS 979(-0.45%)。マザーズ745.61(+1.86%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。黄金の国ジパングにあやかりたいものだ。(了凡)