ピンチすべてチャンス 三空売り赤三兵買いパート2に解 (2023.03.06)
前週末急反発。日経平均大陽線の引け。昨年9月13日に似ている。三空売り赤三兵買いパート2。同14日、FRBが大きな間違いを犯すとの見方を紹介した。復唱すると、同12日ゴールドマンが4~6月期純利益47%減に伴い数百人規模の人員削減を発表。ウォール街で米経済が成長を取り戻すとインフレが市場予想を上回る。さらに、ロシアのウクライナ侵攻による混乱も従来と異なる世界の初期段階。あるとすれば緊急避難など。3日ダウ387ドル高(2日341ドル高)が物語るもので、VIX恐怖指数18.49(-5.62%)自体過去1年下限の水準。市場参加者が現金ポジションを増やし、売り買い拮抗しているという。FRBが景気先行より一致・遅行指数にこだわっているためで、JPモルガンによると、米主要500社の第4四半期1株利益前年同期比3%減。3日発表された2月の米ISM非製造業景況感指数が予想を上回る一方、会員制量販店の既存店売上高3.5%増(1月6.9%増)。家計のカード支出も2月下旬から減少という。ダウが5週ぶり上昇し利上げ警戒一服というが、前日米10年債が一時4.09%から3.9%台後半に低下したのが買い戻しのきっかけ。週明け反動も考えられる。7、8日FRB議長の議会証言をはじめ9、10日に日銀政策決定会合、10日米雇用統計発表とメジャーSQ。14日に2月の米CPI(消費者物価指数)発表も控えているためだ。日本の10年債も上限0.5%から0.505%をつけ円高含み。3月に仰天相場。なければ4~6月、7~9月に前代未聞のバーゲンが見込まれる。米国エコー・バブルのガス抜きに相当し、半年前述べたように米中にロシアも新冷戦に突入。90年代バブル崩壊で日本から海外に流出した資金が大半戻るとみられる。中国やロシア、北朝鮮など自由と民主主義を拒否。再び20世紀の大国主義に舵を切り引っ込みがつかなくなった。遅かれ早かれ恐怖指数が跳ね上がる。米国株売り日本株買いに変わりない。日本が九州熊本と北海道千歳に次世代半導体の新工場をつくる旨明らかになったが、中国とロシアの政情不安からアップルも日本に新工場を検討中といわれ武者震い。2022年乱高下の末、24年東京が抜け出す見通しだ。ビットコイン円も第2ラウンド。3日米コインベースが仮想通貨運用会社買収を発表。SEC(米証券取引委員会)関連の人材を集め、メジャー級の取引所を立ち上げる構え。FTX破綻を境に生まれ変わる運びだ。分散型ブロックチェーンの復活に相当し、■■■■■■(****)が脚光を浴びる。
日経平均先物によると、直近大証ミニ2万8195円(+1.06%)に対しラージ8210円、シカゴ8215円。現物より288円高い。ダウ先物3万3411ドル(+1.19%)。同20ドル高い。WTI原油先物79.85(+2.16%)。金先物1862(+1.21%)、ビットコイン円3,045,262(+0.15%)。
3日の日経平均428円高。大引け2万7927円。TOPIX2019(+24)。プライムの出来高12億6800万株、売買代金3兆2500億円。値上がり1479(値下がり279)。10年債0.500%変わらず。米10年債3.968%(-0.107)。上海総合3328(+0.54%)、香港ハンセン20,567(+0.68%)、インドNifty17,594(+1.57%)、ロシアRTS945(+0.30%)。マザーズ758.64(+1.29%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。ピンチがすべてチャンスだ。7日取材のため、8日付本欄休載の予定です。(了凡)