証券ビュー

アンコール伊勢町

5日線を下回りアタリ 世界に30年遅れ日本株で借り返す (2023.02.10)

 小幅続落。日経平均小陽線の引け。売り一巡後持ち直した。8日米主要3指数反落を受けたもので、5日線2万7615円を下回り息切れ。にも拘らず、■■■■■■(****)
が連結予想を据え置き小幅高。後場、先物や海外株高を手掛かりに戻した。1年半ぶり、日本の恐怖指数が15.92(VIX同19.20)をつけ下値不安後退。次期日銀総裁人事や政策決定会合を巡り円高を見越した外資が ビッグショートを手仕舞い。約40兆円弱気ポジションを解消したという。しかし、8日FRB理事が「まだこれから」と述べ、米金利が高い水準に長くとどまる旨伝えられ弱気健在。9日の10年債0.49%が上限に近く市場がいぶかっているのも事実。それでも、昨年4~6月期以来中立ポジションに変わってきた。2日FOMC直後の騙しと昨年9月に出た三空売り、赤三兵買いパート2が解。中国の「偵察気球」やトルコ南部大地震もあり先送りになった。日柄調整が先行し下手に動くと値幅整理で殺される。気球兵器の場合、キュ―バ危機(1962)の再来といわれ、当時核保有国の米国と旧ソ連が核戦争瀬戸際。今回、米国が台湾問題を巡り中国に対し中距離ミサイル配備も考えられる。道理で関係分の■■■■(****)
が高い。昨年11月に紹介し同12月上方修正。2月3日の決算発表で予想を上回ったほか、今期も2ケタ続伸の見込みで連続増配を表明した。さすが三菱系の一角。英米の外資も目ざとい。産学共同でパイロットプラント立ち上げ。電子材料向け塩化ニッケルの事業化が新たな材料だ。三菱と米国を後ろ盾にスケールが大きい。気球や核兵器と一線を画し、■■■■■■■(****)
も出番。耳寄りな情報が届いた。サイエンスポータルによると、米モデルナがmRNAワクチンの改良・同治療薬の開発を進めており、これまでガンやコロナワクチンにまつわる膨大なデータにアタリがきた模様。研究開発一辺倒で継続前提に重要事象つきだ。10~12月期と5月の本決算発表が最大の焦点。モデルナはmRNA技術を使ったワクチンや医薬品開発に意欲。信頼できるパートナーを求めているという。マイクロソフトのビル・ゲイツがバックだけに目を離せない。前日述べたように、維新から敗戦、敗戦から今日まで77年日本株の動きが酷似している旨に異論ない。2030年まで続き混乱や想定外に明け暮れるという。世界に30年出遅れた日本株で借りを返す場面。1990年代と逆にテンバガーが続出する見通しだ。
 日経平均先物によると、9日大証ミニ2万7650円(+0.44%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より66円高い。ダウ先物3万4203ドル(+0.61%)。同254ドル高い。WTI原油先物78.56(+0.08%)。金先物1894(+0.18%)、ビットコイン円2,981,031(-1.26%)。
 9日の日経平均22円安。大引け2万7584円。TOIPX1985(+1)。プライムの出来高10億4300万株、売買代金2兆5700億円。値上がり980(値下がり761)。米10年債3.595%(-0.042)。上海総合3270(+1.18%)、香港ハンセン21,624(+1.60%)、インドNifty17,893(+0.12%)、ロシアRTS979(-0.24%)。マザーズ794.36(+0.21%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)
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など。5日線を下回りアタリがきた。(了凡)