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静けさの後に暴風雨 紆余曲折の末最後の拠りどころ (2023.01.31)

 週明け続伸。日経平均小陽線の引け。嵐の前の静けさだ。前週末ダウ28ドル高に呼応するもので、米インフレ頭打ち・利上げ打ち止め後の政策対応が見当たらない。バンカメによると、あらゆる先行指標が米景気のハードランディングを示唆しているという。昨年12月、代表的な指数が前年同月比6.0%低下。過去5%超で景気回復の前例がないためだ。26日決算発表したインテル。2022年10~12月期32%減収となり最終赤字。2月2日、アップルとアマゾンの発表も注目される。同期、実質個人消費こそ増加したが11、12月連続小幅減少。1~3月期にプラス困難という。日本時間2月2日未明FOMC、3日雇用統計発表を控え日銀総裁人事も進行中。1月31日、中国PMI(製造業・非製造業購買担当者指数)然り。春節明け30日の上海総合3260(+0.14%)に対し香港ハンセン22,069(-2.73%)。買い戻し一巡後の反動とみられる。30日入手した情報によると、米国で1980年以降リセッション率10%。第2次大戦後の1945~85年20%、1870~1945年40%にひきかえ軽い。国庫救済によるもので、2001年政府支出と中銀の資産買い入れGDPの3%、08年12%、20年35%の模様。米国民は現在約200兆円の緩和マネーを保有しているが、年末までに使い尽くすと次の下降局面に歯止めがかからない。インフレが最大の障害という。前日述べたように、世界中で米国の景気後退が「日本化」につながるといわれ、中国や欧州、ロシアなど軒並み「失われた30年」に追い込まれた。主要国がインフレ頭打ち・利上げ打ち止めに対し、唯一日本がリフレからインフレに入り物価上昇。OECDによると、23年のインフレ率2.0%(22年2.3%)。米国3.5%(同6.2%)という。22年10月のインフレ率3.7%から下がる見込みだ。しかし、30年デフレに鍛えられ需給好転。在庫、設備投資、建築循環、技術革新による短・中・長・超長期の上昇波が23~25年にかけて集中することがわかった。嶋中説といわれ、■■■■■■(****)のトップ交代が印象的。昨年までデトロイト、■■■■(****)もピッツバーグになりかねない場面で生産性革命を打ち出した。ホロスコープ(天体配置図)のもと天王星84年周期がベース。算命学と伊勢の20年遷宮にも合致するもので、維新、敗戦に次ぐ3度目のチャンス。紆余曲折の末、最後の拠りどころになる公算が大きい。昨年9月の三空売り・赤三兵買いが1月にパート2となってバージョンアップ。売ってきたら買うまでだ。
 日経平均先物によると、30日大証ミニ2万7385円(+0.04%)に対しラージ7380円、シカゴ7370円。現物より63円安い。ダウ先物3万3858ドル(-0.55%)。同120ドル安い。VIX恐怖指数20.04(+6.99%)、WTI原油先物79.81(+0.16%)。金先物1929(+0.03%)、ビットコイン円3,034,516(-1.79%)。
 30日の日経平均50円高。大引け2万7433円。TOPIX1982変わらず。プライムの出来高11億3000万株、売買代金2兆7700億円。値上がり960(値下がり794)。10年債0.475%変わらず。米10年債3.535%(+0.017)。インドNifty17,648(-0.25%)、ロシアRTS988(-0.39%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。静けさの後に暴風雨という。(了凡)