18日から流れ変わる 1620年代ジェノバ1%台と同じ (2023.01.18)
3日ぶり反発。日経平均大陽線の引け。後場伸び悩んだ。16日欧州株高を受けたもので、代表的なストックス600が9ヵ月ぶり高値をつけ昨年末から7%上昇。ゴールドマンが今年ユーロ圏の成長率を-0.1から+0.6%に見直した。記録的な暖冬となり、ドイツのベルリンで元旦の最高気温16度とピーク更新。スイスも雪不足でスキー場お手上げ。このため、天然ガスが昨年11月末から半値以下となり、消費者物価指数3ヵ月ぶり10%割れ。エネルギー収支の好転が主因だ。ストックスの予想PER13倍に対し、米S&P17倍、日経平均15倍という。景気後退懸念が和らぎ買い戻しが入った。18日に日銀の政策決定会合発表を控え、3営業日連続0.5%を超えた10年債を見て日経平均先物売り・銀行株買いの持ち高調整に似ている。引け後、先物を見ると小動き。バリュー株の指標といわれるダウ先物然り。17日発表された中国の公式統計が当てにならないためだ。昨年10月以降発表延期や会見飛ばし、公表先送りなど理由が明らかでないだけに、ゼロコロナ解禁から何も手を打てない現政権野放し。2020年8月、三峡ダムが危険水位を越えた時に匹敵する場面。洪水がピークに達して複数回の事前放流なしに水位がさらに上昇したとみられ、長江水利委員会が下流と上流を見ながら放流を巧みに操作し洪水をならしたという。10~12月期実質2.9%成長(7~9月期3.9%)というが、電力や鉄道輸送など大幅な落ち込みで事実上マイナス成長。通期5.5%(目標)どころか3%に届かず粉飾に手を焼いている模様だ。三峡ダムが天災なら現政権人災。文化大革命(1966~76)で毛沢東主導による四人組、広西虐殺、紅衛兵など中国共産党の権力闘争に巻き込まれ大躍進政策に失敗した面々が主人公。当時10年混乱に明け暮れ今日なお人材が泣きどころという。ホロスコープ(天体配置図)によると、84年に1度天災や人災で改まるといわれ過渡期。日本を含め世界中人材難で応仁の乱(1467~1477)。成功体験が出尽くし戦国の時代を迎えた。日本の場合、バブル崩壊30年をトラウマに1620年代ジェノバの超低金利1%台底入れにタイムトリップ。数年後5%台に上昇しインフレ。旧宗主国スペインの財政破綻が主因で米国や欧州の現状に近い。ベアマーケット唯一の例外が日本。嶋中氏のゴールデンサイクルが短・中・長・超長期すべて23~25年に集中し、33年遷宮(金座=かねのくら)に向かって動く。■■■■■■■(****)をはじめ■■■■■■(****)、■■■■■■(****)などテンバガー候補の一例に過ぎない。
日経平均先物によると、17日大証ミニ2万6135円(-0.02%)に対しラージ6130円、シカゴ同。現物より9円安い。ダウ先物3万4344ドル。同41ドル高い。VIX恐怖指数20.10(+6.74%)、WTI原油先物80.47(+0.45%)。金先物1910(-0.56%)、ビットコイン円2,734,352(+0.37%)。
17日の日経平均316円高。大引け2万6138円。TOPIX1902(+16)。プライムの出来高10億6500万株、売買代金2兆4600億円。値上がり1366(値下がり391)。10年債0.500%変わらず。米10年債3.547%(+0.043)。上海総合3224(-0.10%)、香港ハンセン21,577(-0.78%)、インドNifty18,053(+0.89%)、ロシアRTS1015(-0.89%)。マザーズ721.65(-0.58%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。18日から流れが変わる。(了凡)