証券ビュー

アンコール伊勢町

日本がダークホース 30年デフレの反動来年から表面化 (2022.12.06)

 週明け小反発。日経平均小陽線の引け。一進一退だ。前週末、米雇用統計発表後同逆イールド拡大。2年債4.3%台、10年債3.5%台となり長短スプレッド0.8%に接近。迂闊に動けない。米景気後退懸念を物語るもので、金利高止まりリスクを持ち越し、13日米CPI、14日FOMC発表待ち。シートベルト着用と述べた。日本の場合、1990年から30年調整しており、米中バブル崩壊やロシアのウクライナ侵攻、コロナ蔓延など織り込み済み。来年にも維新(1868)、敗戦(1945)と肩を並べ3度目の出直りが見込まれ、これから5年米国株売り日本株買い。数年後、日経平均5万円にも言及した。世界の大国や国内大手も成功体験一巡。番付通り相場が動かなくなった。11月までレイオフ8万人といわれるGAFAMの急ブレーキが発端。おのずとNYの金融市場も手詰まりで何かにつけて時間稼ぎ。5日、■■■■■(****)が米IT大手からDX関連の人材3万人獲得を表明した。90年代、半導体トップの日本で技術者を大半海外に追いやったのと対極の関係。景気に左右されないDXの売上高2兆7000億円との触れ込み。過大に違いないが、30年で日米立場が逆転し中長期ダークホース。主力の■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など出番待ち。万一逆イールド昂じて暴落しても買い下がり。持ち直す公算が大きい。同日、コーヒー豆(アラビカ種)の国際価格急落。2月高値から4割安。インフレで需要が落ち込み、先物在庫に処分売りが出たという。海外がデフレに見舞われ、国内はリフレからインフレシフト。30年デフレの反動が来年表面化する見通し。天王星の公転周期(84.022年)と重なるもので維新、敗戦に匹敵する過渡期。米GDPをはじめ同雇用統計、同CPI、同FOMCで説明できるわけがない。幕末でいえば、ペリー来航(1853)当時。泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった4杯で夜も寝られず。10年後維新を実現し、その後中国とロシアを破った日清・日露戦争が語り草。似たような場面がやってくる。白村江の戦い(663)や元寇(1274・1281)に通じるもので日本にとって画期的な時代。国をはじめ政財界、スポーツ挙げて番狂わせがつきもの。日本がサッカーでドイツやスペインに勝ったように、どの国もベスト8を巡り下剋上の流れ。高橋是清(1854~1936)が活躍した1930年代のブロック経済が前例になる。第63回遷宮によると、来年から33年まで経済拡大。これから10年目を離せない。
 日経平均先物によると、5日大証ミニ2万7815円(-0.09%)に対しラージ7820円。シカゴ7815円。現物より5円安い。ダウ先物3万4345ドル(-0.33%)。同85ドル安い。VIX恐怖指数20.05(+1.06%)、WTI原油先物82.25(+2.84%)。金先物1807(-0.13%)、ビットコイン円2,345,755(+1.77%)。
 5日の日経平均42円高。大引け2万7820円。TOPIX1947(-6)。プライムの出来高10億6900万株、売買代金2兆6400億円。値上がり616(値下がり1136)。10年債申さず。米10年債3.514%(+0.018)。上海総合3211(+1.76%)、香港ハンセン19,518(+4.51%)、インドNifty18,701(+0.03%)、ロシアRTS1116(+0.85%)。マザーズ786.98(-1.50%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。日本がダークホースになった。(了凡)