証券ビュー

アンコール伊勢町

日経平均3万円の声 製造業復活5万円も伊達ではない (2022.11.24)

 続伸。日経平均小陽線の引け。5日線2万7983円を上回った。前日米主要3指数反落を受けたもので意外高。米国株売り日本株買いの助走。日本時間24日未明FOMC議事要旨(1~2日開催)待ちだ。遅行指標といわれる米CPIピークアウト、21日WTI原油先物一時1バレル75ドル台(前週末比6%安)が手掛かり。25日線2万7569円、75日線2万7645円、200日線2万7174円も上向き来年を示唆。11日の高値2万8329円更新が見込まれる。事実、■■■■■■(****)をはじめ■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など主力が確り。引け後、先物も続伸している。米国のインフレが収まり、原油が10ヵ月ぶり安値とあって日本企業に追い風。12月2日米雇用統計、同13日米CPI(11月)発表を見越して底堅い。17日に米10年債と同2年債利回り格差が-0.66%に開き40年ぶりの逆イールド。18日発表された国内CPI+3.6%(10月)も40年ぶりの水準。来年以降第61回遷宮1973~93年「金座」(かねのくら)後半に相当し、40年前に経験した83~93年経済の時代本格化。世界の余剰資金が東京に向かう旨述べた。米中バブル崩壊によるもので、ロシアのウクライナ侵攻も含め来年ケリがつくという。2000年の「ドットコム」バブルから20年余、市場でGAFAMやファーウェイ、テンセントなどIT万能の時代が終わったばかり。国内もソフトバンクや光通信、ホリエモンに楽天などIT革命の成り上がりが跋扈。一世を風靡した。50~100年需要を先食いしたといわれ、2021年をピークに22年総崩れ。日本にお鉢が回ってきた。アナログにデジタルを取り込むもので製造業の復活が最大の材料。ポータルなネット回線によって情報や動画を端末でやり取りしても対面に及ばないわけだ。アナログが応用の対象になっても、タブレット端末だけで何も解決しない。英国や米国がものをつくらず、ハイテクと金融に特化した挙句行き詰まり、バブルで延命した経緯に思い当たる。ロシアもそうで、ウォッカさえ輸入しているという。日本は自給自足が原則。必要なものを自分たちでつくり出してきた。維新後、中国とロシアを破り、敗戦後に米国の時価総額を猛迫したのも製造業由来。元寇(1274・1281)で2度モンゴルを追い返し、武士が懸命に戦い九州を鉄壁の守りで固めたこともわかった。モンゴルは傭兵が大半で退却時神風が吹いたという。
 日経平均先物によると、22日大証ミニ2万8100円(-0.07%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より16円安い。ダウ先物3万3768ドル(+0.10%)。同68ドル高い。VIX恐怖指数22.52(-2.60%)、WTI原油先物81.11(+1.34%)。金先物1749(+0.54%)、ビットコイン円2,227,382(-0.70%)。
 22日の日経平均170円高。大引け2万8115円。TOPIX1994 (+22)。プライムの出来高12億0400万株、売買代金2兆9200億円。値上がり1467(値下がり325)。10年債申さず。米10年債3.793%(-0.036)。上海総合3088(+0.13%)、香港ハンセン17,424(-1.31%)、インドNifty18,244(+0.46%)、ロシアRTS1137(+1.38%)。マザーズ779.95(-0.42%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。日経平均3万円の声。5万円も伊達ではない。(了凡)