見込まれる日米逆転 GAFAM急ブレーキ待ったなし (2022.11.15)
週明け反落。日経平均大陰線の引け。買い戻しが一巡した。GAFAM大量解雇を受けて■■■■■■■(****)急落。1銘柄で181円安となり現物安値引け。先物が右往左往している。米CPIが8ヵ月ぶり8%を下回り2日で8円安に振れた円高が潮目。後場静まり返った。米財務省が為替報告書で日本を監視リストの対象にしたという。過去20年驚異的な急成長を遂げたGAFAMが急ブレーキを踏み大幅な雇用調整。さらに広がるとみられ、渦中の米CEOは「22年が今までと違う経済情勢の始まり」という。GAFAMは経済が下降する中で大量採用を続け、21年末160万人の従業員を抱えたアマゾンを別格に残り4社も過去1年で10万人採用。増加率18%(過去5年平均10~13%)にのぼる。米西海岸ワシントン州と東海岸NY州で経済減速が明らかになり、中間選や2年後の米大統領選に拘らず景気後退待ったなし。ロキード・マーチンやレイセオン・テクノロジーズ、ノースロップ・グラマンなど世界指折りの軍事大手4社が米国の覇権を支える事態。コロナ禍、ウクライナ危機を通じて大本営発表が罷り通り真相先送り。ホロスコープ(天体配置図)によると、海王星が魚座時点で既に結果が出ているという。ブルームバーグによると、中国の「ゼロコロナ」規制緩和に早くも試練。13日新規感染者が4日連続1万人を上回り、4月下旬上海市ロックダウン以来の水準。世界中、行き過ぎた金融緩和でリスクマネーがよりどころを失ったという。万一、バフェット氏が保有するアップルを手放すと相当影響が出る。アップルは740億ドルの中国市場を失うまいと原材料確保に躍起。ドッグイヤーといわれる更新需要も空回りになりかねない。直近、NY市場が90年代初頭の東京市場といわれる所以。当時の日本株売り米国株買いが逆になった。来年アベノミクス巻き戻しが本格化すると1ドル100円割れ。前日、中長期日足と週足140円。月足で3月の114.65円が節目と述べた。混乱を避けるため、ドルやユーロ決済が一時スイスフランと日本円に肩代わりも考えられる。その点、製造業の国内回帰とインバウンド再開、インフレに直面した日本円に分がある。大恐慌の研究でノーベル賞を授与されたバーナンキ氏のおかげで米国が命拾いする公算もある。米中や欧州、ロシアなど大国に分断・対立が目立ちリスクマネー逃避が伝えられる。GAFAMとウォール街のダウンサイジング(規模縮小)によるものだ。
日経平均先物によると、14日大証ミニ2万8040円(+0.25%)に対しラージ同、シカゴ8045円。現物より82円高い。ダウ先物3万3680ドル(-0.21%)。同68ドル安い。VIX恐怖指数24.12(+2.51%)、WTI原油先物88.25(-0.80%)。金先物1757(-0.66%)、ビットコイン円2,361,361(+3.77%)。
14日の日経平均300円安。大引け2万7963円。TOPIX1956(-20)。プライムの出来高14億6000万株、売買代金3兆8200億円。値上がり471(値下がり1326)。10年債0.240%(+0.005)。米10年債3.889%(+0.072)。上海総合3083(-0.13%)、香港ハンセン17,619(+1.70%)、ロシアRTS1168(+0.87%)。マザーズ773.66(+1.73%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。日米逆転が見込まれる。(了凡)