26日ダウ半値戻し一服 ハードランディングに並外れた対応 (2022.10.27)
3連騰。日経平均短陽線の引け。後場伸び悩んだ。米主要3指数先物安に時間外取引でアルファべット(グーグルの親会社)とマイクロソフトが下落。日本も決算待ちの動きになった。売りたい強気と買いたい弱気が綱引き。6日の戻り高値2万7399円を抜いたものの双方腰が引けた場味。来週FOMC(11月1~2日)を前にしおらしい。市場を取り巻く資金の流れが変わるためで、25日米主要3指数3連騰も一時4.05%(前日4.24%)に下がった米10年債が手掛かり。FRBが12月以降利上げペースを落とす旨信仰に近い。引け後上海総合2999(+0.78%)、香港ハンセン15,317(+1.00%)、ロシアRTS1089(-0.13%)を見てため息混じり。25日英新内閣発足でポンド・英国債が買い戻されたのも束の間。何ひとつ気が置けないわけだ。日経平均が200日線2万7204円を後にしながら一目均衡表の「雲」下限止まり。緊迫してきた。ダウが20日まで総弱気をかいくぐり3日で1500ドル高。8月26日ジャクソンホールで始まったメルトダウンから「メルトアップ」に変わったという。需給相場によるもので、8月16日3万4281ドルを高値に9月30日2万9356ドルの半値戻し3万1818ドルが目安。25日3万1836ドルで引け一服する公算が大きい。ウォール街でマクロ要因に花が咲き、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が頻りにちょっかいを出している。要するに、中国やロシアを含め正念場。ピポット(旋回)が期待材料という。6~8月の需給相場に見合うもので、日経平均が8月Wトップを突破し、9月三空売り・赤三兵買いにしてやられたのに似ている。中国共産党大会が22日閉幕し米中間選11月8日にかけて巻き戻し第2幕。米国にとってヘリコプターマネーで有名な元FRB議長が1930年代大恐慌の原因を探った功績でノーベル賞を授与されたのが幸い。市場がハードランニングに並外れた対応でこたえている。元議長が日本の元首相で高橋是清のリフレを評価しているのも事実で、10~12月と来年1~3月アベノミクス巻き戻しを巡りヤマ場。世界がインフレからデフレ、日本はデフレからインフレにピポット。旋回が迫ってきた。米中やロシアなど大国に共倒れの兆候があり、トルコと日本のインフレさばきが注目される。トルコイスタンブール100によると、7月2400を底に直近4000レベル。25日、年初来物価83%に対し株価95%上昇と述べた通り。来年の走りだ。世界が30年前の日本化、日本は今後10年世界化。経済が拡大する見通しだ。
日経平均先物によると、26日大証ミニ2万7440円(+0.02%)に対しラージ7450円。シカゴ7460円。現物より28円高い。ダウ先物3万1880ドル(+0.01%)。同43ドル高い。VIX恐怖指数28.40(-4.86%)、WTI原油先物86.16(+0.98%)。金先物1673(+0.91%)、ビットコイン円3,029,819(+2.05%)。イーサリアム円が4.14%値上がりしている。
26日の日経平均181円高。大引け2万7431円。TOPIX1918(+11)。プライムの出来高10億4400万株、売買代金2兆7000億円。値上がり1218(値下がり547)。10年債0.250%変わらず。米10年債4.050%(-0.044)。マザーズ748.32(+1.45%)と確り。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)
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、■■■■(****)、■■■■(****)など。26日ダウが半値戻し一服だ。(了凡)