初動が終わり第2幕 日本復活は自身のテーマに (2012.04.05)
4月3、4日桁外れの春一番。猛烈な低気圧が吹き荒れた。事情通によると、HAARPによる気象操作。人工的に地震や台風、ハリケーンをつくるもので、12〜16日伝えられる北朝鮮のミサイル発射に向けた本尊筋の警告という。同日、バタフライ効果で米国テキサスに多数の竜巻が発生。家屋や工場損傷、トレーラーが舞い上がるなど北部で4万7000軒にのぼる停電も伝えられた。3.11が人工地震といわれ、原発事故を見舞った筋と似通った手口。今回、自分たちにも跳ね返ったところが面白い。小動きで始まった市場が前場中頃急落したのも春一番。追加緩和期待で伸び切った兵站のポジション調整とみられ、4日述べたように当然の踊り場。低気圧が抜けると青空が戻ってくる。3、4日連続して触れた■■■(****)、■■■■■■■■■■■(****)のシグナルを学ぶところ。日銀が緩和表明後に買ったといわれる長期国債5回分約2兆5000億円。外資にすれば3月のマネタリーベース112兆4600億円が前年比0.2%減となり売り材料。追加緩和不十分という。しかし、4月に増加するとみられ、今後円安インフレに振れる公算が大きい。とはいえ、6日発表される米雇用統計も改善が見込まれ売り材料。前後、左右、上下にもフルイがかかる。そこで、■■■(****)というわけだ。4日午前10時過ぎ、再び医療イノベーションが国会で採り上げられたのもご縁。中村教授のシカゴ大転出を巡る国の不手際をなじるものだが、むしろ米国やフランス、シンガポールの方が対応が早い。同教授には64で死去した母親が「大腸癌になってお前に申し訳ない」と語った旨のエピソード。シカゴ大が治験、製造承認、保険適用に最短といわれる。そのせいか、日経平均230円安も響かず確り。2月29日、翌日連続ストップ安をこなしただけに筋金入りだ。叩かれた反動が10日、10週、半年後に出るのも事実で、次のヤマ場が5月にやってくる。前日述べた■■■■■(****、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など一斉に水準訂正。国内は勿論、世界初のゲノム創薬に初競りが始まった。
日経平均は230円安。後場先物のインデックス売りが目立ち主力中心に総崩れ。9819円で引けた。出来高20億9500万株、売買代金1兆3600億円。値上がりは東証1部で1割にとどまった。しばしば述べる■■■■■■■(****)が188円。不完全燃焼の■■■■■■■(****)も1769円と堅調。全体の流れに左右されないところが魅力である。午後2時過ぎロイターが自民党による日銀法改正案協議を伝え、デフレ解消を巡る動きが広がってきた。2月から円安株高を口火に不動産、耐久消費財が値上がりし、ブランド物や貴金属、美術、宝飾品など動き出したのも事実。4月にマネタリーベースが好転すると円安株高第2幕。日経平均も切り返すと考えられる。基本的に、日本復活がテーマ。自身の復活にかかっているわけで、今年2月にインフレターゲット1%を打ち出した日銀の追加緩和が第一歩。4日の日経平均230円安を合図に初動が終わった。これからは、ポジティブ・バイアス。客観情勢が好転し、ネガティブがニュートラルになるだけで予想以上に明るい。黄金分割によると、日経平均が本格的に上昇するのは2015年から。日本経済は円安インフレのもとで着実に復活するという。第2幕が見ものだ。(了凡)