漁夫の利地でいくもの ロシアの核攻撃を云々するレベル (2022.10.04)
週明け反発。日経平均大陽線の引け。5日線2万5520円を下回った。前週末ダウ500ドル安に伴う買い戻し一巡。引け前英政府の所得税制見直しが伝えられポンド急伸。持ち直した米株先物に追随し年金の買いが入った。9月末日経平均のPER11.5倍に過ぎず割安。月替わり長期資金の資産組み替え然り。円も一時145円台をつけた。引け後、先物が切り返し模様眺め。3日米ISM製造業景況指数、5日米雇用統計、17日収まったかに見える英税制見直しの反動など消化難。2日、ウクライナがロシアに支配された東部ドネツク州の要衝リマン奪還を発表。同州はじめウクライナ4州併合を強行し、同日ロシア憲法裁判所がプーチン氏署名の条約を「合憲」と判断した矢先、ウクライナ軍にやられた。数千人のロシア軍が士気と数に圧倒され前週末撤退。ロシア国防省がシラを切り有利な地に移動したという。9月27日デンマーク領ノルドストリームで2度起きた天然ガスの海底パイプライン爆発事故も批判の的。破壊工作して否定したといわれ引くにひけない模様だ。インド首相が9月の上海協力機構会議で「こんな時に戦争どころでない」とロシアを突き放した。ロシア国内で老いも若きも国外脱出。1917年、1991年と並び3度目の体制崩壊が濃厚になった。プーチン氏が9月21日の国内向けTV演説で「核兵器を使用する用意がある」と警告してから関係分の■■■■(****)が動意含み。ヨウ素で国内トップ。天然ガスを併産し2次電池向けコバルトでも有力な存在。■■■(****)や■■■■(****)のほか外資系も握って離さない。9月27日、ロシアのメデイア「コメルサント」が伝えたヨウ化カリウム緊急輸入告示によるもの。ヨウ化カリウムが放射能にさらされた場合、放射性ヨウ素が体内にたまるのを防ぐためだ。ロシアのウクライナ侵攻から核攻撃懸念がついて回りヨウ化カリウムの需要急増。市況高騰もあり最高益更新も考えられる。ヨウ素の原子番号53、原子量126.9。ヨードともいわれ昆布、わかめ、のりなどに含まれ必要不可欠なミネラル。日本人は昆布を多量摂取する食習慣があり欠乏しない。しかし、世界レベルで不足しており中長期有望。3日4750円をつけ上場来高値を更新した。12月決算を控え増配に進みそうだ。ロシアが行き詰まり核攻撃の有無を云々するレベル。来年2月早々、決算発表で明らかになる。漁夫の利を地でいくものだ。
日経平均先物によると、3日大証ミニ2万6400円(+0.67%)に対しラージ同、シカゴ6405円。現物より189円高い。ダウ先物2万9127ドル(+1.13%)。同401ドル高い。VIX恐怖指数31.46(-1.22%)、WTI原油先物83.14(+4.72%)。金先物1674(+0.16%)、ビットコイン円2,794,638(+1.19%)。
3日の日経平均278円高。大引け2万6215円。TOPIX1847 (+11)。プライムの出来高12億6900万株、売買代金2兆9100億円。値上がり893(値下がり883)。10年債0.240%(-0.005)。米10年債3.793%(-0.031)。上海総合3024(-0.55%)、香港ハンセン17,079(-0.83%)、ロシアRTS1111(+5.32%)。マザーズ701.37(+0.87%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。ロシア核攻撃の有無を云々するレベルにきた。(了凡)