来年一連の流れにケリ ダウが暴落しても日経平均上昇 (2022.10.05)
続伸。日経平均大陽線の引け。全面高だ。3日発表された米ISM製造業景況感指数50.9(市場予想52.0)がきっかけ。米10年債が一時3.5%台(前週末3.83%)をつけ買い戻しを誘発。英税制見直し懸念が引っ込んだ。前週末クレディ・スイスにHSBCの経営不安説も流れ、売り込まれただけに買い方の逆襲してやったり。売りも買いも消耗戦になった。3日ダウ765ドル高が伝えられるや、4日北朝鮮のミサイルが日本上空を通過し、9月21日ロシア動員令から混乱が目立つ。5日米雇用統計発表後、16日中国共産党大会を控え再び乱高下。上海総合が国慶節のため3~7日休場に対し香港ハンセン11年ぶり安値。買い戻し一巡後ハイテクや金融も息切れという。米中バブル崩壊によるもので、指数取引が陳腐化する一方、消去法でバリュー株が見直される場面。関係分の■■■■(****)が一例。連結時価総額236億円に過ぎず予想EPS0.84倍。同PER11.17倍。ヨウ化カリウムの需要急増と市況高騰から上方修正が見込まれ連続増配含み。3日上場来高値を更新し青天井になった。11月8日の米中間選まで約1ヵ月。毎回政権党が負けるといわれ民主党不利。今年前半まで共和党優勢できたが、6月に最高裁で堕胎禁止の判決が出て女性票が民主党シフト。バイデン氏(79)の支持率43%に回復という。一方、1日ミシガン州の共和党予備選で演説したトランプ氏(76)の場合、途中で帰る人続出。前回大統領選の不正を繰り返すばかりで愛想が尽きたという。同様に予備役動員で国民を裏切ったプーチン氏(69)も失脚に直面。ロシアが孤立し利権争奪で液状化すると分裂の危機。深刻な事態になった。一説にナビラリナ中銀総裁(58)が後任候補という。経済制裁対象者に違いないが、金融財政の専門家で西側に一目置かれているのも事実。もはや「冬将軍」も材料にならず、EUがロシア産ガスなしでもやりくりできる見込みという。算命学によると、23年癸卯(みずのと・う)。十干のアンカー。一連の流れにケリがつくという。ロシアのウクライナ侵攻に停戦交渉の暗示。ものごとが葛藤や停滞なしにさくさく進み恵みの雨。水たまりに注意。ダウが半値以下になっても日経平均2万4000~2万5000円が下値の目安。90年代日経平均暴落にもダウが高値を更新したように、来年ダウが暴落しても日経平均上昇。数年後5万円でも収まるまい。
日経平均先物によると、4日大証ミニ2万6990円(+0.30%)に対しラージ同。シカゴ同。現物と肩を並べている。ダウ先物2万9912ドル(+1.27%)。同421ドル高い。VIX恐怖指数29.29(-7.37%)、WTI原油先物84.91(+1.53%)。金先物1713(+0.65%)、ビットコイン円2,882,912(+1.59%)。
4日の日経平均776円高。大引け2万6992円。TOPIX1906(+59)。プライムの出来高13億7800万株、売買代金3兆2200億円。値上がり1777(値下がり52)。10年債0.225%(-0.015)。米10年債3.592%(-0.043)。ロシアRTS1093(+0.17%)。マザーズ724.16(+3.25%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。来年の助走が始まった。(了凡)