証券ビュー

アンコール伊勢町

日経平均数年後5万円 三つ巴の新冷戦日本に漁夫の利 (2022.09.08)

 反落。日経平均中陰線の引け。200日線2万7467円を下回った。休場明け6日ダウ173ドル安が主因。8月の米非製造業景況感指数56.9(前月比0.2%上昇)を受け米10年債一時3.35%。1ドル144円のドル高に振れナスダック7日連続安だ。同日豪州準備銀0.5%利上げに続き、週内ECBやカナダ中銀の利上げも織り込み後場下げ渋った。前途多難の■■■■■■■■(****)が米ハイテクと金融頭打ちに拘らずPBR1.00で持ち堪えている。9日SQ、13日米CPI、21~22日FOMCにかけてポジション調整。27日国葬、29日の日中50周年を通じて来年1~3月の走り。否応なくアベノミクス巻き戻しにつながる。日本の場合、短期マイナスでも中長期プラス。1990年代と逆の展開で底堅い。米中バブル崩壊途上にあり、ロシアも北朝鮮に弾薬調達を打診する事態。20世紀の成功体験が裏目に出た。22、23年踊り場といわれ、24年以降質の時代。米中やロシア三つ巴の新冷戦が日本に漁夫の利をもたらす見通し。コロナ後、伸びしろが大きいためだ。官公庁をはじめ一次産業、オールドエコノミーなどIT、DX、IoT投入により中長期様変わり。バブル期のGDPが瞬間世界一になったのにひきかえ、10、20年後質量あげてピーク更新。市場の一部で日経平均数年後5万円が真顔で語られている。バブル当時、今ほど女性の社会進出が見られず、1985年に男女雇用機会均等法が制定され、2012年第2次安倍政権から本格化。女性の活躍が不可欠になった。6日、英国の首相に就任したトラス氏(47)。サッチャー(1925~2013)、メイ氏(65)に次ぐ女性3代目。英国の櫻井よしこ(76)と揶揄される切れ者で男まさり。未知の世界に関心があり今年から上昇運。英国に喝が入りそうだ。日本は万世一系で長期的に60年サイクル。女性に首相を任すところまできていない。少子高齢社会になっても人口増に頼らない社会や経済を再構築できる。西側諸国はこれから世界経済がブロック化する中で鉄鋼、機械、電機、半導体など日本に頼むのが難しくなるという。様々な業種で量から質に転換すると考えられ、日本企業の品質が改めて注目される見通し。米中がバブル退治に見舞われ、ロシアも底割れが懸念されるだけにポジティブな材料だ。世界の構造変化に見合うもので、昨年3月抜擢した■■■■■■■(****)が一例。来年1~3月巻き戻しが一巡すると続出する運び。日経平均がダウを抜いて主役になるという。
 日経平均先物によると、7日大証ミニ2万7560円(+0.36%)に対しラージ同、シカゴ7545円。現物より115円高い。VIX恐怖指数26.68(+2.65%)、WTI原油先物87.44(+0.64%)。金先物1715(+0.16%)、ビットコイン円2,714,382(+0.74%)。
 7日の日経平均196円安。大引け2万7430円。TOPIX1915(-10)。プライムの出来高11億1500万株、売買代金2兆7500億円。値上がり432(値下がり1369)。10年債0.245%(+0.010)。米10年債3.317%(-0.020)。上海総合3246(+0.09%)、香港ハンセン19,044(-0.83%)、ロシアRTS1249(-0.24%)。マザーズ717.00(-1.98%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。俄然面白くなってきた。(了凡)