これから3年見もの 新札発行にウーブンシティ—オープン (2022.08.24)
4日連続安。日経平均小陰線の引け。25~26日ジャクソンホールを先取りした。22日ダウ643ドル安を受けたもので、米景気オーバーキルと中国の計画停電延長懸念が主因。6月高値を下回ったダウとS&P500種に対し持ち堪えた日経平均が底堅い。25日線2万8127円が下値の目安という。米10年債が1ヵ月ぶり3%台に乗せ引き締め長期化を示唆。持ち高調整が続いている。26日FRB議長講演を控え7月14日つけた1ドル139円39銭挑戦との声が聞こえる。リスク資産の処分が不十分だけに、9月21~22日FOMCにかけてフルイもしばしば。クレディ・スイス・グループが1~6月期10億ドル(約1370億円)の赤字を計上し投資銀ピンチ。身売りや統合も伝えられる。23日入手した情報によると、欧州の景気後退顕著。コロナや戦争、干ばつに伴うエネルギー不足と高インフレのため。22~23年冬に翌年も続く見通し。22日カナダが欧州向けLNG供給を表明したが、ドイツの場合、干ばつと高温によりライン川の水位が危機ライン40センチを切り操業・輸送お手上げ。70%原発依存のフランスも老朽化した原子炉が深刻な問題を抱え停電の恐れ。内需が弱く第2四半期0.5%成長という。イタリアとスペインはロシア産エネルギー依存度が低く1%前後の成長。ロシアは第2四半期経常黒字1070億ドルを計上し最高。中長期反動減の見込みという。一方、中国が19日「日中オンライン首脳会談」を持ち掛けたといわれ、9月29日が日中国交正常化50周年に相当しサプライズ含み。事実上、11月の米中間選・中国共産党大会が今年の峠とみられる。戦後の成功体験が通用しない時代。日本を背負って立つ会社が世界をリードする見通し。一例がトヨタ(7203)。2025年オープン予定の「ウーブンシティ」(未来実験都市)が目玉。企業主導によるもので■■■■■(****)や■■■■(****)、■■■(****)などオールジャパン。設計がデンマーク出身のBIGでNYの第2ワールドトレードセンターやグーグルの新本社を手掛け、地下に燃料電池や物流基地。ドローンの実用化にも取り組む。富士山の東麓に東京ドーム15個分の敷地、ディズニーランド1.5倍の街並みをつくり、モノやサービスをネットで結ぶ試み。3年後実現する予定で市場の反応が注目される。ドローンにも関心が集まり国産の■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■■■(****)など見直し余地が大きい。24年渋沢栄一ほか新札発行に続きインパクトがある。来春にかけてアベノミクス巻き戻しが転機。円高に振れる公算が大きい。
日経平均先物によると、23日大証ミニ2万8535円(+0.35%)に対しラージ8500円、シカゴ8475円。現物より22円高い、ダウ先物3万3062ドル(+0.02%)。同3ドル安い程度。VIX恐怖指数23.68(+14.95%)、WTI原油先物91.88(+1.68%)。金先物1750(+0.13%)、ビットコイン円2,951,658(+0.20%)。
23日の日経平均341円安。大引け2万8452円。TOPIX1971(-21)。プライムの出来高9億7400万株、売買代金2兆3200億円。値上がり388(値下がり1396)。10年債0.215%(-0.005)。米10年債3.013%(-0.014)。上海総合3276(-0.05%)、香港ハンセン19,503(-0.78%)、ロシアRTS1188(+1.25%)。マザーズ指数の引け732.96(-0.04%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。これから3年見ものだ。(了凡)