アベノミクス巻き戻し 米中バブル崩壊ベアラリー正念場 (2022.07.25)
前週末7連騰。日経平均中陽線の引け。正念場だ。FOMC(26~27日)を控えているためで、翌日米GDP(4~6月)、前後にGAFAMの決算発表が新たな材料。国内も■■■■(****)(26日)、■■■■■(****)(27日)、■■■■■■■(****)(28日)、■■■■(****)(29日)など出番待ち。メディアの一部が■■■■■(****)を買い戻し8合目と伝え知ったかぶり。22日米主要3指数反落、直近の日経平均先物200円安の2万7690円。意外安も考えられる。値上がり指数を見ると、パラジウム先物8.13%、RBOBガソリン2.47%、ロシアRTS1.69%。値下がり同、小麦先物6.29%、フィラデルフィア半導体2.55%、コーン先物2.22%。22日、7月のPMIで米国の総合指数が4ヵ月連続低下。好不況の境目50を割り、欧州も同様3ヵ月連続低下し50割れ。ネットフリックスに続き22日決算発表したスナップ。2017年上場されネット広告で毎期40%が4~6月期16%増収にとどまり39%安。西海岸ワシントン州GAFAMと東海岸NY州ウォール街で回している米経済の先行指標になった。試算によれば、米国の時給をCPI(6月9.1%)で割るとコロナ以来下振れ。インフレに賃上げが追いつかず4~6月息切れ。ピークアウトしても利上げしており自殺行為という。中国のGDPが6月0.4%増といわれ粉飾の疑い濃厚。22日恒大CEOが辞任したと伝えられ、同日米中二つのバブル崩壊が逐一明らかになった。新興国ではセイロンが典型で事実上お手上げ。コロナに続くロシアのウクライナ侵攻により今秋米中間選、中国共産党大会にかけて権力者の時間稼ぎ。ベアラリー(弱気相場の一時的な上昇)が見込まれる。日本の場合、物価2%超が9月まで続くと日銀の公約半年実現。確かにオーバーシュートの縛りが消える。しかし、諸般の情勢から円高に転換するのも時間の問題。例によって総裁後任が泣きどころだ。混乱を承知の上で天王星84年・おうし座入り7年周期後半入り。これから5年、米国株売り日本株買いが始まる。フライデーデジタルによると、25年までに日経平均5万円突破説。米中バブル崩壊が起こる中で日本に資金を移そうとの動きが本格化。ウクライナ侵攻でロシア要人の資金凍結が相次ぎ、サウジのオイルマネーはじめ大口資産家の日本打診もうかがえる。日本はデフレ下で個人金融資産2000兆円を守り抜いた。日銀総裁交代(23年4月)を境にインフレの洗礼を浴びアベノミクス巻き戻し。製造業復活につながる。8月15日が前触れになりそうだ。
日経平均先物によると、直近大証ミニ2万7695円(-0.70%)に対しシカゴ円建て同。現物より220円安い。ダウ先物3万1859ドル(-0.46%)。同40ドル安い。VIX恐怖指数23.03(-0.35%)、WTI原油先物95.09(-1.31%)。金先物1725(+0.69%)、ビットコイン円3,031,040(-1.97%)。
22日の日経平均111円高。大引け2万7914円。TOPIX1955(+5)。プライムの出来高9億9300万株、売買代金2兆6200億円。値上がり1014(値下がり712)。10年債0.215%(-0.020)。米10年債2.762%(-0.117)。上海総合3269(-0.06%)、香港ハンセン20,609(-0.17%)、マザーズ指数の引け712.78(-0.26%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。アベノミクス巻き戻しだ。(了凡)