市場関係者も真っ二つ レカネマブが日米逆転の突破口 (2022.07.08)
急反発。日経平均中陽線の引け。後場一段高だ。買い戻しとみられ、6日ダウ69ドル高を受けたもの。新味のないFOMC議事要旨に米景気後退懸念が和らぎ、フィラデルフィア半導体指数続伸も支援材料。5日年初来安値をつけた金先物や原油、非鉄など国際商品安にドル高の跳ね返りだ。今後景気よりインフレの影響が大きいといわれ、米聞き取り調査でリスク62%にのぼりトップ。以下、ウクライナ・地政学35%、利上げ・引き締め、政治分断など小物扱い。6日も米10年債が2.93%(+0.12%)をつけ、2年債を下回る逆イールドが続いている。米景気後退を示唆するもので、ゴールドマンが原油先物140ドルならシティ65ドルと市場関係者も真っ二つ。取り留めがない。6月にOECDが2022年の世界成長率を4.5%から3.0%に下方修正。23年も落ち込み「危険な状態」と警告したばかり。13日発表される米CPI(6月)に上振れとピークアウトが綱引き。年央で一進一退になった。7日伝えられた中国の追い貸しも気懸かり。21年秋破綻に追い込まれた恒大集団と同業他社が米利上げ・引き締めとドル高の煽りで伸び切った模様。6月にロックダウンを解除された上海が鳴かず飛ばず。非鉄相場が5月末から1割以上下落した。5月の住宅販売前年比59%減、小売り売上高同6.7%減。バブル崩壊後も債務比率が30~40%増加した日本と重なる。米利上げ・株安のほかゼロコロナ続行とあって追い貸しの限界がやってくる。21年秋から3年が目安。2~5月約16兆円海外マネーが流出したという。中国がお手上げなら世界中共倒れ。西も東も底が抜ける。FRBさえコロナ蔓延後米国債を約450兆円買い、その過程で10年債15%下落となり目も当てられない。各国政府が債券バブルに巻き込まれ隠蔽工作。大本営発表とプロパガンダに明け暮れている。日本の場合、「失われた30年」を通じて現在進行中の世界バブルを体験し渦中に置かれた。「第3次大戦」ともいわれ、ダボス会議のグレート・リセット実行に追い込まれた。これから5年、米国株売り日本株買い。1990年代と真逆になる日米株価の逆転を視野に駒を進める。少子高齢化や貧困増大、国の膨大な借金など中長期解決。隗より始めるわけだ。人口増やGDP嵩上げ、リニア延伸など株高の手がかり。10年スパンの大事業になる。口火が前日述べた■■■■(****)。年度内フル承認申請でFDAが認可すると、「レカネマブ」(アルツハイマー治療薬)が世界の治療薬をリード。ロイヤルティーや日本の人口増にも貢献し日米逆転の突破口になる。
日経平均先物によると、7日大証ミニ2万6500円(+0.04%)に対しラージ同、シカゴ円建て6475円。現物より16円安い。ダウ先物3万1157ドル(+0.46%)。同118ドル高い。VIX恐怖指数26.49(-3.81%)、WTI原油先物99.61(+1.11%)。金先物1740(+0.20%)、ビットコイン円2,779,222(-0.49%)。
7日の日経平均382円高。大引け2万6490円。TOPIX1882(+26)。プライムの出来高12億7800万株、売買代金2兆9900億円。値上がり1380(値下がり403)。10年債0.245%変わらず。米10年債2.939%(+0.006)。上海総合3364(+0.27%)、香港ハンセン21,643(+0.26%)、ロシアRTS1122(+1.93%)。マザーズ指数の引け673.43(-0.93%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。レカネマブが日米逆転の突破口だ。(了凡)