証券ビュー

アンコール伊勢町

6月に続き7~9月も 懸案持ち越し何ひとつ解決しない (2022.05.27)

 続落。日経平均小陰線の引け。膠着状態だ。米利上げに引き締め、コロナ、ウクライナ情勢など6月転機。25日線2万6687円を下回っている。引け後、先物を見ると小動き。ダウ先物3万2072ドル(-0.01%)、上海総合3123(+0.50%)、香港ハンセン20,116(-0.27%)。ロシアRTS1215(-1.93%)に馴染まない。国連のほか国や地方レベルでも大勢赴くまま懸案持ち越し。何ひとつ解決しない。2020~21年行き過ぎた金融緩和が過剰投機をもたらし、売り方が踏み買い方も投げに見舞われた。ビットコインの先物建玉が増加し大底圏。中長期供給が減る一方、「イーサリアム」と並び需要増が見込まれる。これまで上限の90%市場に出回り流れが変わったという。ウォール街も20日ダウが大恐慌以来90年ぶり8週連続下落。バンカメがGAFAMから宗旨替え。燃料、航空・防衛、農業、原子力・再生エネルギー、貴金属・鉱物に舵を切った。従来の延長上に活路なし。成功体験が時代遅れとなり22、23年踊り場。戦後体制の再構築が始まる。過渡期の米中やロシアを走りに今秋本格化。1年後雌雄が決まる見通し。開戦3ヵ月、ロシア敗北といわれながら戦闘が続き記録的な消耗戦。5月9日に6月12日「ロシアの日」が要注意という。トップ交代のほか院政説も伝えられ長期化。双方軍の兵站に国民の食糧も底をつき破綻状態。第2のマーシャルプランまで述べた。最近何かと日本が取り沙汰され、来年もG7議長国に持ち上げられているが、4630万円事件や知床遊覧船曳航失敗、明治用水大規模漏水事故など締まりがない。第一、ロシアに対し戦争反対や制裁強化だけで何も解決しない。米国が憲法9条で自衛権さえ否定した原文を日本に飲ませ、このほどキッシンジャー氏(98)が西側諸国に「戦争終結のためロシアに領土を譲れ」と述べたのと同次元。腑に落ちるところまでいかないと解決しない。その点、循環要因といわれる円安が手掛かり。戦後1ドル360円が2012年76円をつけ、22年130円まで戻し25年65円という若林栄四氏の帰納法に与するもの。これから5年米国株売り日本株買い。1990年代と真逆になり日経平均4万円が視野に入る主旨が有力。コロナとウクライナ情勢に懲りたカントリーリスクを国内生産引き上げとインバウンド、さらにマーシャルプランによる復興需要も考えられ製造業復活。SDGs(持続可能な開発目標)に見合うもので、AIやDXの追い上げにつながる。
 日経平均先物によると、26日大証ミニ2万6720円(+0.41%)に対しラージ同、シカゴ円建て6725円。現物より120円高い。ダウ先物も書き出しより200ドル高い。VIX恐怖指数28.08(-4.65%)、WTI原油先物111.20(+0.79%)。金先物1845(-0.06%)、ビットコイン円3,696,549(-1.53%)。戻りを試す動きだ。
 26日の日経平均72円安。大引け2万6604円。TOPIX1877(+1)。プライムの出来高10億8500万株、売買代金2兆7100億円。値上がり1036(値下がり718)。10年債0.230%(+0.025)。米10年債2.708%(-0.044)。マザーズ指数の引け647.25(+1.63%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。6月に続き7~9月も乗り切る構えだ。25日、おかげさまで編集の現場責任者が無事退院。この分なら大丈夫です。(了凡)