これから2年辰巳天井 日本の復活を判断する外資 (2012.03.30)
事実上、新年度入り。28日大幅安に見舞われた上海総合指数が新たな手掛かり。30日、4月2日を踏まえ波乱含みだ。景気をとやかくいうより金融相場。欧米、中国、日本さえ金融緩和が最大の支援材料。欧米の過剰緩和が夏場から来年副作用をもたらすとみられ、逆算すると4、5月乃至6、7月クライマックス。消去法で日本と述べた。何より需給がいいためで、昨年震災やタイ洪水等々逆回転の反動。ポジションとしては世界唯一のもので、これから2年辰巳天井を念頭に駒を進めるところ。ギリシャが第1、2次計23兆円の支援をモノにして一服したが、4月末総選挙次第で揺り戻しも考えられる。万一ユーロ脱退、ドラクマ復活となれば、開いた口が塞がらない。「世界の富の99%はハプスブルク家と英国王室が握っている」(真田幸光)にしても。ロンドン五輪(7月27日から8月12日)後に過剰緩和の副作用。よもや北京五輪の二の舞。いくら円安で製造業が強いといわれる日本でも後半見通しが立たない。企業が円安を足場に決算発表を通じて新年度大幅増益なら頭打ち。今のところ後半なしだ。そこで、■■■(****)。週刊新潮4月5日号にも紹介され12万4100円の引け。第2幕が上がった。中村教授が29日シカゴ大学に出発し、米国FDAの製造承認が予想より早いとみられるためだ。フランス、シンガポールの治験も日本より先行。国内ではこれまで経過がよく、4月に治験Ⅲ相入りの★★★-★O1・101(膵臓B)が来年一杯かかる見込み。それでも■■■■(****)が2456円で引けた。新潮のネタは大半割れているが、事実をそのまま伝えている。ポストゲノムでこれほどピンポイントに特別な抗原を見つけたのに驚き。ゲノム解析により膵臓、食道、肝臓、大腸など各種癌に固有のペプチド(蛋白質の断片)が約90わかったという。相性もあるが、皮下注射によるものでピンポイントなら効く。現在癌種9、プロダクト10、国内医薬品大手4社とダイナミックに治験中。16時45分に特ダネが入った。■■■(****)に治療用ペプチドワクチン全疾患適応拡大と新規ペプチドを権利譲渡。3年前5種200億円と言われ、新たに6種それも全癌種・全疾患が対象でパンチがある。
日経平均は67円安。終日売り物に押され1万0114円の引け。出来高19億9800万株、売買代金1兆2500億円。経過は悪くない。プレーヤーとボリュームが不十分なだけ。列国のミャンマー外交が気になっていたが、資源エネルギー開発と勘案して■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)。■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)など商社抜きに考えにくい。鉱山開発より都市鉱山の時代といわれるが、■■■■■(****)や■■■■■■■(****)、■■■■(****)など時代遅れの印象。リーマンショック、震災、原発事故を通して3.11から時代が一変した。国や地方、企業、親でさえ頼りにならない。外資が日本の復活を巡り売りか買いか判断する。年度末になって日本のポジションが世界一といわれても日本人にわからない。4、5月は■■■(****)や■■■(****)より、■■■■(****)に■■■■■(****)の方が日銀の追加緩和に馴染む。今年は世界の指導者が交代するが、体制が変わらないと機能不全に拍車。いかなる政策であれ解決しない。(了凡)