証券ビュー

アンコール伊勢町

3年後に日本の出番 世界で唯一人とお金に情報も集まる  (2022.04.15)

 続伸。日経平均中陽線の引け。75日線2万7291円が視野に入った。13日米主要3指数急反発が手掛かり。米金利上昇一服、足もとピーク説によるもので、売られ過ぎの反動もある。同米10年債2.64%、2年債2.27%をつけ、前日発表された3月のCPIコア指数0.3%(2月0.5%)も好感された。15日米休場(聖金曜日)で盛り上がりに欠ける。危うい小康状態といわれ、ウクライナ危機前に戻したロシアのルーブル・株・債券揃って頭打ち。引け後、先物が右往左往している。日本の場合、米金融引き締めやウクライナ東部攻勢、中国ゼロコロナにも馴染まず、世界で唯一異次元緩和(2013年4月)のまま。かたくな無策というより事実上FRBの連結子会社として貢献。必要なら円キャリーで米国債を消化しATM扱い。10年債が上限0.25%を超えても許容範囲。手遅れになり慌てふためくのが関の山だ。太平洋戦争に無条件降伏。GHQ占領下7年によるもので、戦後成功体験がバブル崩壊に伴う失われた30年の主因。当時戦勝国なら今頃米国や中国、ロシアなど主要国の一角で喧々諤々。引くに引けず連日御前会議だ。負けてよかった。コテンパンにやられ目が覚めた。その後、ニクソンショック(1971)、プラザ合意(1985)、バブル崩壊(1990)、同時多発テロ(2001)、リーマンショック(2008)など吸収し2022、23年踊り場。算命学によると、世界で唯一人とお金に情報も集まるという。頑張るとこれまで最大の高み。夢が現実になる見込みだ。14日入手した情報によると、昨年第3四半期(7~9月)世界の中銀が外貨準備に占めるドルのシェア59%(2000年71%)。第2位ユーロの3倍。4分の1人民元に流れ、残りオーストラリア、カナダ、シンガポールなど中小の国の通貨になった。中国とロシアにとってルーブルと人民元だけで取引することが困難。帝国は盛衰し通貨も下落・上昇するという。ウクライナ危機収束に3年。この間ドルが覇権を失うこともない。ロシアがドル建て国債を他の通貨で償還しても国際法違反。再びデフォルトの公算が大きい。一方、中国の束ねるCIPS89ヵ国・地域865行がSWIFTに代わる国際的な決済システムで、最大手日本、ロシア2位、台湾3位の順。中立で通せば輸出入自在だけに重宝するはず。ウクライナ後遺症が国内経済に跳ね返る時有効といわれ日本の出番だ。インフレを先取りし株高なしに収まらない。
  日経平均先物によると、14日大証ミニ2万7135円(-0.13%)に対しラージ7160円、シカゴ円建て7135円。現物より37円安い。ダウ先物3万4531ドル(+0.14%)。同34ドル安い。VIX恐怖指数21.61(-10.92%)、WTI原油先物103.03(-1.17%)。金先物1978(-0.31%)、ビットコイン円5,133,927(-0.44%)。関係分のマネックスG(8698)が底入れした。
 14日の日経平均328円高。大引け2万7172円。TOPIX1908(+17)。プライムの出来高10億1000万株、売買代金2兆3400億円。値上がり1346(値下がり442)。10年債0.230%(-0.005)。米10年債2.684%(-0.015)。上海総合3225(+1.22%)、香港ハンセン21,518(+0.67%)、ロシア指数955(-4.17%)。マザーズ指数の引け782.24(-0.43%)。値上がり率ライキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。3年後に日本の出番がやってくる。(了凡)