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理外の理に沸く5月 ゼレンスキー氏使われているだけ (2022.04.12)

 週明け反落。日経平均小陰線の引け。25日線2万6811円を上回った。前週末米金利上昇や引き締めに伴う売りを持ち越し、12日米CPI(3月)発表、上海市ロックダウン、ロシア軍ウクライナ東部攻勢など懸念したもの。好決算を発表した■■■■(****)が売られた。しかし、8日の首相会見でロシア制裁を巡る国内エネルギー不足に原発や再生エネルギーを最大限活用する旨手掛かりに関連銘柄確り。半値押し2万6510円を目安に反発の余地がある。米逆イールドとウクライナ情勢承知の上で理外の理。5月にかけて目を離せない。SNSにAI、アルゴリズムなど連戦連勝の数理モデルが通用しない場面。4月24日決選投票に持ち込まれた仏大統領選然り。間際にプーチン氏がマクロン氏にエネルギー供給の是非を質すという。ドイツが東独を通じてロシアと馴れ合い、制裁に躊躇したのと同じ理由。ウクライナ情勢が前途を左右するだけに今年最初のヤマ場。5月9日クライマックスとみられる。ロシアが国富払底、交流途絶、人材流出など犠牲に帝政ロシア(1721~1917)の巻き戻し。成功したところで事実上デフォルト。中長期破綻に追い込まれ後継者難、人口減、高齢化待ったなしだ。ウクライナをはじめ世界も財源難と米金利上昇、引き締めの影響が尾を引く見通し。ベネズエラやトルコ、スリランカ、ペルーなど激しいインフレ。ゼロコロナで一線を画した中国さえ政治的利害を優先したツケが一段と拡大。ロックダウンによる膨大な経済コストを棚上げし土地バブル崩壊に飲み込まれた。日本の場合、幸か不幸か30年デフレで世界に先行。なお需給ギャップ25兆円といわれインフレ率1%前後。明らかに世界の趨勢とベクトルが異なる。このため、制裁一辺倒の限界。双方平行線のまま共倒れ。日本に限り±漁夫の利と述べた。次のダボス会議で「世界の大リセット」がテーマという。中長期ルーブルに続きドル暴落も考えられるが、ウクライナがチェルノーゼム(黒土)による世界の穀倉地帯で春まき小麦の作付け先決。5月9日にかけて相当な買い戻しが入る見通し。西欧がドイツをはじめ長期で米シェールガスを契約。米国はウクライナに匹敵する大豆、小麦、トウモロコシなどブーム。さらに、対戦車ミサイル「ジャベリン」と携行型ミサイル「スティンガー」など記録的な戦争特需。理外の理に沸いている。
 日経平均先物によると、11日大証ミニ2万6930円(+0.41%)に対しラージ同、シカゴ円建て6880円。現物より58円高い。ダウ先物3万4593ドル(-0.06%)。同128ドル安い。VIX恐怖指数22.54(+4.45%)、WTI原油先物95.00(-3.32%)。金先物1957(+0.59%)、ビットコイン円5,217,679(-0.51%)。波風が吹き始めた。
 11日の日経平均164円安。大引け2万6821円。TOPIX1889(-7)。プライムの出来高11億4800万株、売買代金2兆5000億円、値上がり600(値下がり1189)。10年債0.235%(+0.010)。米10年債2.770%(+0.061)。上海総合3167(-2.61%)、香港ハンセン21,208(-3.03%)。マザーズ指数の引け761.05(-4.01%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。ゼレンスキー氏はユダヤ人。使われているだけという。(了凡)