5月ヤマ場の公算大 緊急避難なら日本が駆け込み寺 (2022.03.29)
週明け反落。日経平均小陰線の引け。10日ぶりだ。世界の債券下落を受けたもので、米30年債と同5年債が2006年以来逆イールド。景気後退のサインといわれる。日銀が0.25%上限に10年債を無制限買い入れる指値オペ2回通知。一時1ドル125円台をつけた。一方、中国の上海市がコロナ一斉検査で2地区9日ロックダウンを発表。ウクライナとロシア28日トルコで停戦交渉再開も伝えられ後場もみ合い。東証一部の出来高11億1000万株、売買代金2兆5800億円。値上がり795(値下がり1275)にとどまった。5日線2万7893円を足場に200日線2万8269円手前。世界中踏ん張りどころだ。5月にウクライナで麦やコーンの作付けが始まるためで、28日約120億円、31日同527億円ロシア債権利払い(猶予15日)。4月4日満期償還同2500億円(同5月25日)が関門。開戦1ヵ月余り双方桁外れの消耗戦となり、ロシアの戦費1日1兆7000億円と述べた。停戦交渉がこじれると5月の作付け棚上げ。後半インフレに拍車がかかり収拾困難。5月3~4日FOMCを天下分け目にGW大荒れと述べた。戦後の現体制が限界に達し、昨年8月米軍アフガン撤退に続き2月のウクライナ危機がパートⅡ。ホロスコープによると9~10月結果が出る見通し。ロシアのほか中国から資本流失が目立ち、ロシアの政策金利20%が事態の深刻さを物語る。緊急避難なら日本が駆け込み寺と述べた。バフェット氏(91)の大手商社、関係分の■■■■■■(****)が一例。念のため、■■■■■■■(****)と■■■■■(****)も追加。やがて国内金利の上昇が見込まれるためだ。24日UNCTAD(国連貿易開発会議)によると、今年の世界成長3.6%から2.6%に下方修正。ユーロ圏1.7%と当初から半減。米国も2.4%と3%から下振れ。3月以降延べ7回利上げでもたなくなる。米企業が記録的な自社株買いに踏み切り、年初来3190億ドル(前年同期2670億ドル)という。関係分の■■■■■■(****)も23日8000万株(0.58%)上限に自社株買いを発表。28日確りだ。日本の場合、欧米やロシアと一線を画しアフガン、ウクライナも中立要因。SWIFTから遮断されたロシアにも、中国が立ち上げたCIPSを通じてやり繰り。取引で最大手を占める。じたばたしないで済むわけだ。
日経平均先物によると、28日大証ミニ2万7870円(+0.80%)に対しラージ同、シカゴ円建て同。現物より74円安い。ダウ先物3万4746ドル(-0.04%)。同115ドル安い。VIX恐怖指数21.80(+0.60%)、WTI原油先物108.80(-4.48%)。金先物1929(-1.24%)、ビットコイン円5,850,000(+2.19%)。5月にかけて最高値更新が見込まれる。
28日の日経平均205円安。大引け2万7943円。TOPIX1973(-8)。10年債0.250%(+0.015)。米10年債2.492%(+0.011)。上海総合3214(+0.07%)、香港ハンセン21,684(+1.31%)。マザーズ指数の引け732.58(-3.76%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。ロシアがウクライナに勝ったところで体制維持困難。米中も今秋岐路。5月ヤマ場の公算が大きい。(了凡)