証券ビュー

アンコール伊勢町

まな板の鯉飛び出す ロシアのせいにしても始まらない (2022.03.24)

 7連騰。日経平均中陽線の引け。まな板の鯉が飛び出した。22日米主要3指数急反発によるもので、8~9日底を叩いた売り方の買い戻しが主因。29日年度内最終受け渡しを控え配当取りも活発。25日線乖離率6.61%となり買われ過ぎという。前週のFOMCを受けて米10年債一時2.39%、円ドル121円台をつけ悩ましい。逆イールドが玉にきずで3月ドル高ピークアウトも考えられる。米10年債2.65%がボーダーライン。3%突破なら中長期トレンド終了といわれ、株安につながるためだ。案の定、18日満月売りが逆回転。3日裏目に出た新月買いによるもので、発会直後、2万9388円を高値に3月安値2万4682円の半値戻し2万7035円を突破。5月にかけて全値戻しを見込んでいる。片時であれ、ウクライナとロシアの停戦合意が予想され、解決に向けて兵糧確保。米国株売り日本株買いがくすぶっている。バフェット氏(91)5%出資の大手商社が口火。関係分■■■■■■(****)の子会社NY上場も一例。世界中八方塞がりだけに意外な高値を呼びそうだ。開戦1ヵ月、ロシアが持ち堪えたのは国内無傷に超音速ミサイルといわれる。西側の企業が1日1300億円支払う原油や天然ガス代金も泣きどころ。さらに、金融制裁を追加しても効き目がない。米軍が昨年8月20年ぶりアフガンから撤退し、米国民もロシアの剣幕に本気で向き合おうとしない。動いているのがDS(戦争屋)とウォール街のユダヤ系金融資本。危機をつくり出し交戦双方に武器弾薬や資金繰りで稼いでいる模様。ロシアの超音速ミサイルが直近の目玉。命中精度が高くNATO顔負け。プーチン氏(69)が極限に追い込まれても引かない理由がわかった。23日国会演説したゼレンスキー氏(44)が被害者気取り。本質に触れていない。ロシアはチェルノーゼムといわれる肥沃な黒土を持ち、世界有数の油田・天然ガスを産出する自給自足の国。これ以上英米やEUのルールに縛られたくないのが本音。革命や第1次・第2次大戦、冷戦を通じてたまった鬱憤を晴らすのが目的のようだ。ドル崩壊に備えた独自の経済圏構想も進行中。ホロスコープによると、10月後半現行のバランスが崩れる見通し。収束に3年。日本も安閑としていられない。
 日経平均先物によると、23日大証ミニ2万7530円(-1.15%)に対しラージ7540円、シカゴ円建て7560円。現物より480円安い。ダウ先物3万4606ドル。同201ドル安い。VIX恐怖指数23.78(+1.06%)、WTI原油先物111.56(+2.10%)。金先物1929(+0.39%)、ビットコイン円5,084,265(-1.17%)。乱暴な動きが目立つ。
 23日の日経平均816円高。大引け2万8040円。TOPIX1978(+44)。東証一部の出来高14億1400万株、売買代金3兆4200億円。値上がり1940(値下がり206)。10年債0.225%(+0.010)。米10年債2.370%(-0.015)。上海総合3271(+0.34%)、香港ハンセン22,154(+1.21%)。マザーズ指数の引け752.72(+3.69%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。まな板の鯉が飛び出した。ロシアのせいにしても始まらない。(了凡)