まな板の鯉が跳ねる コロナ下火になるやウクライナ危機 (2022.03.15)
週明け反発。日経平均小陰線の引け。高寄り後見送られた。13日、ロシアとウクライナの停戦協議が進展し数日後具体化と伝えられ、買い戻しが主因。一巡後、15~16日FOMC、16日ドル建てロシア国債利払期限もあり後続なし。時間外で米10、7年債が逆イールドになり不況の前触れ。材料出尽くしどころか、金融危機再来の声もある。3日新月買いが裏目に出て18日満月売りも逆回転の見込み。戦争屋といわれるグローバリストも手こずっている。コロナが下火になるやウクライナ危機を仕掛けたといわれ、プーチン氏がロシアの「トランプ氏」に化けた。ホロスコープ(天体配置図)によると、3年続くという。米ドルが行き過ぎた金融緩和に利上げと引き締めで紙屑になる前ルーブルを袋叩き。双方引かず長期戦にもつれる見通し。第1・第2次大戦と同じ構図で第3次大戦入り。情報や金融のほか武器、弾薬、食料など交戦国の上前をはね荒稼ぎ。ロシアが悪玉で米欧が善玉と限らない。彼らは「オリガルヒ」と同根で大国に寄生し特権階級になりすました。コロナが2月ピークに3月急降下。ワクチン3回目接種でPCR検査やウィルスとの因果関係に疑問が広がった。コロナ禍2年、彼らの要求を受け入れた業界関係者が潤ったという。NATOとロシアの関係も14日述べた通り。1990年東西ドイツ統一、91年旧ソ連崩壊からくすぶっていた対立クローズアップ。大手メディアをプロパガンダに世紀のイベントを中継。オンライン一点張りだ。15~16日から市場も大騒ぎ。一部ロシアが行き詰まり6月になくなる旨の報道もあり、日本に跳ね返る見込み。どんな事態になろうと、クーデターや暗殺どころか逆上する気配。戦争当事者を含め期待を裏切る方向に進む公算が大きい。市場にしてみれば、金先物やビットコイン暴騰をもたらし利食い千人力。彼らにとって紙切れを実物資産に切り替えるチャンスだ。16日テイクオフ。引き返すわけにいかなくなった。ブルームバーグによると、13日IMF専務理事がロシアデフォルトに対し「起こりそうにない」。金融危機の引き金にならないという。理由がまともで面白い。ロシアは債務返済のため資金を用意しているが、SWIFT(国際銀行間通信)から排除されアクセスできないと正論。年明けから小回り3ヵ月。日柄整理一巡。年度末にかけて高いとみられる。
日経平均先物によると、14日大証ミニ2万5130円(+0.32%)に対しラージ5135円、シカゴ円建て5130円。現物より188円安い。ダウ先物3万3181ドル(+0.78%)。同235ドル高い。VIX恐怖指数31.06(+2.75%)、WTI原油先物103.21(-5.60%)。金先物1962(-1.08%)、ビットコイン円4,593,824(+3.33%)。16日の走りだ。
14日の日経平均145円高。大引け2万5307円。TOPIX1812(+12)。東証一部の出来高11億8700万株、売買代金2兆6600億円。値上がり1445(値下がり655)。10年債0.190%(+0.010)。米10年債2.068%(+0.072)。上海総合3223(-2.60%)、香港ハンセン19,531(-4.97%)。コロナ感染増・ロックダウンの影響とみられる。マザーズ指数の引け670.05変わらず。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。3月初動に9月本番。まな板の鯉が跳ねる。(了凡)