小回り3ヵ月日柄整理 米国が1932年に匹敵する反動 (2022.02.01)
週明け続伸。日経平均中陽線の引け。13日ぶり5日線2万6806円を上回った。前週末米主要3指数買い戻しを受けたもので、オーバーキルの修正場面。米国利上げ中国利下げの均衡点を巡り腹の探り合い。引け後も先物に方向感がなく、決算発表本格化が具体的な手掛かりとみられる。ウクライナがネオコンによる兵器ビジネスの人工危機といわれ、コロナ危機2年を通じて日本の国会議員に感染者皆無の疑問。政府やメディア不信が根強く、結論を急ぐと誤った対応が命取りになる。1月25~26日のFOMCがちゃぶ台返しなら、3月15~16日のリターンマッチでバランスを取るのが筋。小回り3ヵ月、日柄整理と述べた。マッキンゼーによると、世界がコロナ危機を受けて2025年までに被る損失35兆ドル(約4000兆円)という。1929年の大恐慌でウォール街をはじめ大企業や政府など支配階級の信頼が底割れしたように、相次ぐロックダウンやワクチン接種等による反動で1932年まで混乱に包まれた当時に匹敵する反動。日本に当て嵌ると、個人金融資産2000兆円の倍。ルーズベルトが大恐慌に取り残された米国民を「忘れ去られた人」と表現。その後、民主党が米国民の落胆に乗じて20年ホワイトハウス、半世紀議会を支配した。この儘なら11月米中間選で民主党大敗。昨年11月共和党が勝ったバージニア、同民主党が競り勝ったニュージャージー州知事選も政権交代を示唆。僅か3年で様変わりという。米世論調査によると、国民の3分の2が悪い方と答え期待より懸念が大きい。金融正常化に伴うもので、週末米雇用統計や佳境を迎える決算発表然り。待ったなしの米国に対し欧州と日本が追随し1、2年遅れそうだ。本尊筋がコロナの限界を知りオミクロン蔓延を急いだフシもある。3月から展開急ピッチ。4~6月のほか7~9月乱高下。10~12月クライマックスを迎える見通し。産業革命から260年世界を支配した欧州が復権に失敗。新・旧約聖書を通じて救世主気取りの「ベーシック・インカム」や「グレート・リセット」に急ブレーキがかかる。日本の影響も甚大で現政権お手上げ。世界の富がGAFAMに集中し、30年先食いといわれるだけに彼らも減収減益と隣り合わせ。お互いさまだ
日経平均先物によると、1月31日大証ミニ2万6880円(-0.63%)に対しラージ同、シカゴ円建て6875円。現物より122円安い。ダウ先物3万4439ドル(-0.46%)。同286ドル安い。VIX恐怖指数28.76(-5.67%)、WTI原油先物87.14(+0.37%)。金先物1791(+0.34%)、ビットコイン円4,272,200(-2.30%)。日柄整理に変わりない。
1月31日の日経平均284円高。大引け2万7001円。TOPIX1895(+19)。東証一部の出来高13億1400万株、売買代金3兆2100億円。値上がり1715(値下がり417)。10年債0.170%(+0.005)。米10年債1.788%(+0.006)。上海総合3361(-0.97%)、香港ハンセン23,802(+1.07%)。マザーズ指数の引け758.18(+3.71%)。■■■■■■■(****)が高い。夜間取引も確りだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。小回り3ヵ月、日柄整理だ。(了凡)