3月にリターンマッチ オミクロン収束すると倍返しも (2022.01.28)
全面安。日経平均「大陰線」の引け。反転が近い。25日線2万8262円から乖離-7.4%。明らかに行き過ぎで、引け後先物が急反発している。日本時間27日午前4時伝えられたFOMC、FRB議長会見によるものでサプライズなし。にも拘らず、間際まで年4回織り込んだ利上げを5回。国内2年債-0.055%、5年債が-0.010%に上昇し日銀のゼロ金利解除を打診する騒ぎ。イベント後も混沌としている。昨年8月急落9月急騰の期日が錯綜し、3月5~6日FOMCでリターンマッチ。オミクロンが2月をピークに3月収束すると半値戻し。倍返しも考えられる。22年アナログ回帰切り返しと述べた。■■■■■■(****)に例えると、半導体にめどをつけ生産調整解除。単体で世界生産計画1100万台に舵を切る時だ。製造業のほかサービス業も活気を取り戻し、1年前の米国に匹敵する「経済正常化」が手掛かり。しかし、金融・財政支援が後退し待機・余剰資金出尽くしなど消費一巡。新たな在庫・設備投資なしに経済が回らない。中国が不動産バブル崩壊に足を取られ、米国も財務長官曰く「来年インフレが大きく和らぐ」見通し。政府助成金に納税義務があり、散財した挙げ句確定申告に追われる訳だ。全国各地でコロナの厄払い。鎮守の森に祭が復活し、京都で祇園祭再開に漕ぎ着けても続かない。デジタル化の取り込みなしに生産性が上がらない。■■■(****)がDXの人材を募集しているほどだ。過去50年、在庫・設備投資が同時に拡大し、山高ければ谷深しといわれたが、今回AIやIoT、ビッグデータなど第4次産業革命で戦後の循環中断。延べ3年コロナ蔓延で拍車がかかった。オミクロン明け元に戻らない。どの業界も淘汰が落ち。極端にいえば、GAFAMが米国を制し世界を支配する構図。世界の富を独占して池の中の鯨になる始末。医療や教育、文化まで市場経済に巻き込み自滅。一端が1月のFOMCに出た。3月リターンマッチを踏まえ10年後の初動パート2。消耗しないことだ。旧聞だが、風水によると岸田首相の滑り出し順調。香港ハンセン後半にかけて上昇という。中国の春節が冬季五輪と重なり、7月参院選に11月米中間選など目くらまし。既得権が優先され正論に与しない。来年に事態が一変する見込みだ。
日経平均先物によると、27日大証ミニ2万6605円(+1.49%)に対しラージ6610円、シカゴ円建て6600円。現物より430円高い。ダウ先物3万4018ドル(-0.11%)。同150ドル安い。VIX恐怖指数30.89(-0.87%)、WTI原油先物87.42(+0.08%)。金先物1809(-1.11%)、ビットコイン円4,220,544(-0.26%)。もうひと山ある。
27日の日経平均841円安。大引け2万6170円。TOPIX1842(-49)。東証一部の出来高15億4500万株、売買代金3兆8200億円。値上がり87(値下がり2067)。10年債0.155%(+0.020)。米10年債1.834%(-0.012)。27日の会見中1.85% をつけた。上海総合3394(-1.78%)、香港ハンセン23,807(-1.99%)。マザーズ指数の引け728.25(-6.61%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。3月にリターンマッチがある。(了凡)